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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

アロンソ、フェラーリではなかったの?!

「ちょっと行って来るよ」。

◆日本ではお盆真っ盛りの終戦記念日である8月15日、マクラーレンが、“アロンソが2019年にチームにいない”ことを発表したと伝えた。こっちは、幸田サーキットの土砂降りに攻めまくらたレンタルカート24時間で右往左往しているのに。関係ないか。

◆さて、アロンソのニュース、その表現は非常に微妙だ。最初は引退、と思ったが、そうではないようにも見える。ザック・ブラウンのコメントは、“休戦”であり、2020年にはマクラーレンでF1に復帰する、と思わせる。

◆当のアロンソも、「今年は、これまでで最も幸福の時間を過ごしている。今シーズンの残り数戦を情熱を持って闘うけれど、新しい冒険を探す必要があると思う」と意味深なコメントだ。

◆そして、「マクラーレンの人々には感謝したい。ボクの心はマクラーレンとずっと一緒にいて、彼らがさらに強くなることを知っている。その時が、F1に戻る正しいタイミングかもしれない。マクラーレンの素晴しい仲間たちのおかげで、他のカテゴリーでレースができた。これは、数カ月前に決めていた」と、付け加えている。

◆“もっと強く”って、今より弱くはなりようがない、という皮肉はさておき、さらに、「お世話になったチームとチームメイト、ライバルたち、パートナーやジャーナリストなど、F1キャリアで働いていたすべての人にも感謝したい」とし、最後に、世界中のファンに向けて、「ボクたちが進む道が、再び交差すると確信している」と結んでいる。

◆辞めてしまいそうな、そうでもないような。しかし、なんでもありのF1といえども、「やっぱりフェラーリ」ということは、もはやなさそう? いや、むしろ、フェラー行きの“噂”を否定するため?

◆これが本当なら、アロンソの来年は、インディカーで、世界三大レースの制覇の総仕上げにかかることになるが、さて、アロンソ、やっぱりインディカー?

photo by [STINGER]

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