F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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未来に通じるマカオへの橋

二階建てパスの最前列から観た港珠澳大橋。アクアラインも真っ青なスケール。バス乗り場は、バス停のイメージではなく、まさしくターミナル。

 

◆香港経由でマカオ入り。今年のマカオGPは、例年以上に話題満載だ。

◆まず、これまでの常識ではないことが起きている。香港からマカオへは、フェリーが常套手段だったが、なんと、橋ができてしまった。10月に開通したばかりのそょ橋を渡って、マカオに入った。

◆この新感覚で迎える第65回マカオGPの注目は、まずは、ミハエル・シューマッハの長男、ミック・シューマッハ。今年中盤から急上昇、ユーロF3のチャンピオンとしてマカオに乗り込む。対する全日本F3破竹の12連勝の坪井翔と宮田莉朋のトムス勢。そして笹原右京のマカオ初体験に、関口雄飛の特別参加の豪華版だ。

◆もちろん、ダン・ティクテムや、去年の最終コーナー物語のハクスブルグやヨーロッパの猛者、日本からのチャレンジャーもそれぞれのドラマを演じてくれるはずだが、まずはミック・シューマッハ、坪井翔、笹原右京、関口雄飛を軸に見物したい。

◆トムスといえば、マカオの強さが印象的だが、そもそも、1970年に、創始者の舘信秀会長が挑戦した歴史がある。今回は舘会長も視察で現地入りしている。

◆現地入れといえば、ヨーロッパ通、F3情報局の井上隆智穂氏もマカオの人になっている。中身の濃い取材ができそうなので、【STINGER】と、12月発売の『CARトップ』をお楽しみに。

photo by [STINGER]

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