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チリの世界地図・その6 “Win Win”、日本語で言えば「八方丸く治まる」?!

日本の世界地図は日本が真ん中にあるけれど、世界的には極東の端っこだ、と思っていたら、チリの世界地図はひっくり返しらしい。世界の“常識”はぜんぜん違う、という視点で見たゴーン事件の行方。

(その5からつづく)

◆“Win Win”、日本語で言えば「八方丸く治まる」?!

ゴーンが保釈された。小菅の東京拘置所から作業員に“変装”して出てきた。乗ったのがショボイ軽自動車のワンボックス。まるで、Mr.ビーンか、もう少し古いところでは、ドリフに見えたかも。そのまま、エンヤ~コラよっと♪、と唄い出しそうでもあった。そういえば、ドリフの荒井注に似ている気もしたが、いずれにしても漫画だった。興味のあるムキは、是非、“ゴーン 釈放”で動画検索をしていただきたい。

さて、この笑わせてくれる姿に、これから始まるゴーンという、一人の男の人生を巡る「新たな騒動の始まり」と、ザワツキを感じた御仁も少なくないだろう。10億円もの保釈金を納付して、恰好はドリフ。ゴーンは近いうちに再び、ドリフのように我々を笑わせてくれなければ辻褄が合わない。いや、必ず、確実に、笑わせてくれる。

それは「国外逃亡」。これは本当に笑える筋書きだ。ゴーンの作業着姿は、「これから逃げまっせ」の合図。だから、我々もちゃんと気づいてあげなくてはいけない。彼は、あの恰好をして、こう言っていた。

“‘My name is ジェームズ・ゴーン・ボンド”。ちゃんと受け止めて、笑ってあげなきゃいけないのだ。

余生を過ごすために購入したレバノンのMyワイナリーで芳醇なMy葡萄酒のグラスを傾けるのは無理なストーリーとしても、日産から民事訴訟で十億円単位の損害賠償請求を受けることは間違いなく、裁判、判決を経て、 刑期や賠償金額のすべてが終息するのは10年先。64歳の彼は優に70歳を超える。ゴーンが、国内に留まりたいと思うとは到底思えないが、ゴーンが国外逃亡するとして、行く先はどこになるのだろう。

国外逃亡には、さまざまなシナリオが考えられる。ゴーンは3つの国籍を持っている。フランスとブラジル、そしてレバノンだ。フランス政府は、ゴーン個人の処遇を巡ってまで、国外逃亡に加担して日本政府と対峙することは無理。日本政府から多額のOEDを受けているブラジルも同様。となると残るはレバノンだが、駐日の大使館は港区内のマンションの1室なので、ゴーンが自身の身柄ごと逃げ込むことは出来ても、そこから国外への脱出がままならない。ではどうするか。

レバノンと友好関係にある他国が国外逃亡に加担する可能性も排除できないが、シリア大使館もレバノン同様にマンションの1室である。他の友好国であるアラブ諸国なら、敷地を伴った大使館を都内に構えてはいるが、日本政府に反旗を翻すような行動をとるとは考えにくい。

となると、最も有力なのは、レバノン大使館の外交官ナンバーの車で新潟方面に突っ走って、船で韓国か北朝鮮あたりを経由してレバノンに入国するか、新木場あたりのヘリポートからヘリを乗り継いで空路、経由地である韓国か中国、北朝鮮に向かう、か。航続距離を考えても大型ヘリが調達できるのならば、不可能ではない。

レバノン政府が仕立てるのだから、もちろん、パスポートは弁護士に預けたままでよい。007並みに逃げるのだからパスポートは要らない。 そう、彼はジェームズ・ゴーン・ボンドなのだ。

レバノンで新しいパスポートが発行されるだろうから、身柄引き渡し条約をはじめとする日本国政府との犯罪捜査の協力国でなければ、レバノン以外の国への渡航や出入国も安全だ。国外逃亡すれば、当然ながら納付した10億円は全額没収されるが、彼にとっての自由の対価が10億円、ということになる。

確かに大金だが、全財産が1万円のうちの千円と考えたらどうだ。それで“自由”が買えるなら、迷うことなく千円を払うだろう。100億円の資産を持っていれば、10億円は千円なのだ。

さて、ゴーンが国外逃亡したら、検察庁は怒り狂うことは間違いないが、検察庁以外に怒る者はいるだろうか? 日産は、ゴーンの裁判が長期化して、事ある毎にマスコミに取り上げられて企業イメージが下がることを歓迎しない。当然ながら販売に支障が出る販売店は日産本社に不満タラタラになる。仮にゴーンが東京に居残れば、日産をセンセーショナルに批判するだろう。西川社長とてゴーンチルドレンゆえに、ゴーンの舌鋒に斬られて、目に見えない血に塗れてしまうかも知れない。

日本国民は? ゴーンショックといいながら、わずか数か月後には拘置所で寒さに耐えるゴーンのことなどすっかり忘れて、スーパー銭湯のアイドルがヒモ付きだったことや、嵐の活動休止を悲しんでいる。カリスマ経営者のゴーンさん? すでに不要でしかない。ゴーンが国外逃亡しても、誰も損をしない、ということだ。

日産も、ゴーンに居座られて、 記者会見やら何やらを開かれて、 更に泥を跳ね上げられるぐらいなら、「国外に逃げちまえっ!」と叫びたいかもしれない。ゴーンは国外逃亡で安穏とした暮らし。日産はゴーンさんバイバイ。

これを“Win Win” と言わずに、なんと言う?

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