ゴールデンウィークのスーパーGTで注目したいクルマ
◆日本一人気の高いスーパーGT第2戦が、ゴールデンウィークの富士スピードウェイで始まった。大渋滞をくぐり抜けて今回もたくさんの観客が霊峰富士をバックにたたえる富士スピードウェイを訪れているが、今回は、ズバリ、F1の流れを引くマクラーレン720GT3に注目したい。
◆マクラーレンとスーパーGTといえば、全日本GT選手権時代のマクラーレンF1を思い出す。“1億円もするクルマだから”と足かせをはめられながら善戦した服部尚貴やラルフ・シューマッハのラーク・カラーが懐かしい。
◆今回も、厳しいBOP(バランスofパフォーマンス)の結果、性能を閉じ込められ、ハイパーカーがプリウスや86と競争するなんとも奇妙な洗礼を受けているが、別格のピットの美しさやレースに対する姿勢に注目だ。
◆開幕戦の岡も間国際サーキットは、ピットガレージが狭く、そのポテンシャル(?)が見えなかったピットガレージの場所は、1コーナー寄りの“難民ガレージ”だが、広さでは国際級の富士スピードウェイで、別格の“ショールーム”をじっくり紹介したいと思う。
◆2019スーパーGT第2戦は、5月3日に予選、5月4日に決勝が行われる。続報に乞ご期待。
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