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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

過酷すぎる年間21戦のF1GP

◆ルノーのトランスポーターのアクシデントは、21戦という多すぎるレース数が生んだ悲劇?!◆1990年代まで、年間のF1GPの数は、16戦がベストといわれたことがあった。現在は21戦が当り前になっているが、ルノーのトランスポーター事故は、その当り前が仇になった可能性がある。というのは、事故原因が、過労による居眠り運転だったのではないか、と言われるからだ。◆元々、高価で代用が効かせられない特殊なF1マシンやパーツを運搬するトランスポーターのドライバーは、腕の立つベテランで固められ、高給取りとしても知られている。そのドライバーが居眠りをしたことに、注目が集まっている。◆元ベネトンなどでメカニックを務めたF1解説者の津川哲夫さによると、以前はレースに向かうのが水曜日だったところが、今では月曜日にコース入りして作業を行なうという。マシンは、ヨーロンパラウンドと呼ばれる陸続きでトランスポーターで運搬されるヨーロッパ内のグランプリの間、本拠地のガレージに戻ることはなく、開発パーツがマシンに装着されるのはGP現場のサーキットのガレージというのが現実で、結果としてスタッフの労働時間が長くなっている。◆1995年にそれまでの16戦が17戦に増えた後、いったんは16戦に戻るかにみえたが、2004年に18戦、2005年に19戦、2012年には遂に20戦が行なわれ、2016年に最多の21戦となった。◆モンツァ、ホッケン・ハイム、スパ-フランコルシャンなどのオールドコースの開催が経済的に危ぶまれている。鈴鹿も継続が保証されているわけではなく、現象傾向という傾向が見えるが、その一方で、新規のベトナムGPやオランダGPの復活などがある。F1GPが時代とともに変化して行くのは流れとして当然のことだが、その前に、末端のスタッフのことを見据えた運営ができるのか。F1は岐路に立たされようとしている。

photo by [STINGER]

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