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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

ガスリーとアルボンのここまでとこれから

ガスリーに再びこの笑顔を!!

◆アレキサンダー・アルボンがピエール・ガスリーと交代してレッドブルに乗ることになったニュースは、悲喜こもごもの物語とともに世界中に広がった。

◆ガスリーの今年の展開から、いつお払い箱か、という声も聞こえ始めていた。特に、夏休み前のハンガリーGPは、結果的にルイス・ハミルトンのメルセデスに破れたとはいえ、マックス・フェルスタッペン働きっぷりの前にあって、2周遅れを喫したチームメイトのガスリーの立場は厳しくになっていた。ガスリーはシートを追われ、路頭に迷うのではないか、という意見もあった。

◆その状況の中で、レッドブルの判断は、アルボンとガスリーの交換トレードだった。レッドブル・トロロッソ・ホンダが、受け皿として機能したかっこうだ。これに対していろいろ意見はあった。ドライバーを物のように扱うレッドブル、という声も聞こえたが、冷静に考えると、元々ドライバーは、コンストラクターに載せていただいている存在、とい右側面もある。善し悪しは別にして、最近はその傾向が強くなっている。

◆話は変わるけれど、ガスリーの代わりは、ドイツでトロロッソに久々の表彰台を思い出させてくれたクビアトではないのか、と思ったが、そうはならなかった。レッドブルとは、より新鮮なドライバーを選択したのだ。

◆思えば去年、F2で4勝を記録したが、開幕時点で、アルボンはシートがなく、このときも頭上を通り越そうとしていた“運”に手を伸ばして引き寄せている。

◆「以前から目標を設定しないで、その時々で一歩一歩、焦点を合わせてレースをやってきました。ロングタームの目標を設定すると、不要なプレッシャーを自分にかけるだけだと思うからです。自分に焦点を当てて、F1でうまくいくかどうか、見てみたいと思います」。2018年11月に、2019年シーズンをトロロッソ・ホンダで戦うことが決まった時のコメントだ。

◆さて、去年のマカオGPに勝ち、レッドブルの抜擢を受けていたダニエル・ティクタムが、突然消えた。続いてガスリーか?と思われていたけれど、ガスリーは、もう一度、トロロッソでチャンスを与えられたが、それにしても、回転が速くなっている。

◆ドライバーの回転が速くなっているということは、それだけ候補者が世界中にいるということだ。回転の速さは、その数の多さに比例しているのかもしれない。ホンダの躍進で日本人にチャンスは出たが、逆に難易度は高くなっているという見方もできる。

◆アルボンとガスリーのトレードで、F1の裏舞台が少しだけみえた。

photo by REDBULL

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