ラリークロスのチャンピオン Timmy HANSEN!!
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ティミくん、あの日のオジサンのこと、覚えてくれているかなぁ。
◆ティミ・ハンセンである。ラリークロスのチャンピオン一歩手前のフィンランド人。11月9日付けのFIAのサイトで名前を見て、懐かしくなったのは2009年のハンガリーGP。
◆オーストリアのウィーンからの乗り継ぎフライトが欠航になり、バスでブダペストまで移動になった。ゲゲッ、どんだけ時間がかかるのだ、と思ったが距離は240km。国をまたぐという距離感は、ヨーロッパでは、隣の県にいく、みたいな感覚なのだと理解した。
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オンガロリンクのフォーミュラBMW。先頭の赤いのがTimmy Hansenくん。
◆ともあれ、バスで国境を超えたのだが、ブダペストに近づいて、パス申請用の書類をチェックしていたら、後ろから少年が、「オンガロリンクにいかれるのですか?」というので、そうだよ、と答えると、「ボク、フォーミュラBMWに参戦しているのです」と美少年。彼の名は、ティミ・ハンセンだったのである。
◆底辺フォーミュラで頑張る少年に、“F1で待ってるよ”と分かれて10年。ティミくん、しばらく名前を見ないと思ったら、ラリークロスのドライバーとして立派に成長していたのだった。めでたし。
◆ちなみに、バスを降りた時の写真が見つからないので、パソコン内を検索した。ティミで出てこないので、HANSENでトライしたら、出てきたのが下のイラストだった。面白すぎだろ!!
photo by FIA / [STINGER]