F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

面白いレースは人を幸せにする

◆ブラジルGPは凄まじいレースになった。F1は、たいていの場合、単にグルグル回っているだけだが、時々こういうことがあるから、いくら時差がでかくても寝ている場合じゃないのだ。じっと観ていると、10年に一度くらい(笑)、ご褒美が出る。

◆しかし、今年のF1、もう何度もご褒美レースが出て、ここ数戦は連発している。井上尚弥とノニト・ドネアのボクシングも面白かったが、今回のブラジルGPの終盤10周の面白さは、まさに筆舌に尽くしがたい面白さだった。

◆まさに悲喜こもごも。泣き、笑い、悔しがり、歓喜が秒単位で連発し目まぐるしく展開した残り10周。そして、最後にホンダの1-2と来たもんだ。

◆田辺豊治テクニカルディレクターにお祝いのメールを届けたら、超多忙の合間に、返事が来た。
「今日は、宗一郎さんの誕生日。
セナの国。
草葉の陰からの応援が効いたか!
です」

◆この数行の中に、1988年イタリアGP、1991年ブラジルGP、アイルトン・セナ、ゲルハルトベルガーなど、田辺TDの脳裏に去来する物語が浮かび、そこに込められた想いで1時間の講演が数回できるくらいの場面が早送りで広がった。

◆さらに付け加えれば、メルセデスにも連想ゲームは広がっていく。ブラックリーのメルセデスの本拠地は、元々ホンダのものだった。

◆井上vsドネア戦を振り返るサイトをいくつか拝見したが、面白かったのは、「12ラウンドは長すぎるという意見がある」というコメントだった。「グルグル回っているだけ」のF1と似ていると思って親近感が沸いた。

◆井上vsドネアも、ブラジルGPも、バックボーンを知っているとそれだけ楽しみの幅が広がる。そして、面白いレースが嬉しいのは、バックボーンを知らなくても面白さが伝わったことを感じるからだ。

◆ブラジルGPが日本時間の18日朝に終わって半日で、【STINGER】をクリックしてくれた人の数は、通常の日の3倍を超えた。広がることはいいことだ。

photo by Honda

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