サウスポー
◆ぎっちょ、左ぎっちょ、ぎっちょぱん。これって方言?
◆左利きのことを故郷の相模湖ではそう言っていた。最近、コンビニのレジなどで、サインしてもらう時に気づいたのは、ぎっちょが確実に増えていること。時々、親切そうな彼や彼女に、「最近、左効きの人が多いみたいですね」と言ってみると、たいていは、にっこりして、若干照れるしぐさをするのは、ぎっちょが特別扱いされていない証拠か。
◆一昨日も、税務署のご担当、これまた見目麗しいオードリー・ヘップバーンみたいなキュートな女性がサウスポーだった。ヘップバーンは古いし、キュートなのとサウスポーとは関係ないけど。
◆60年前は、たいてい、ぎっちょは修正された。その結果としてオレみたいに、投げるのは左、打つのは右、腕相撲は左、書くのは右となんだか中途半端なことになっている。
◆最近は、修正されないのだそうだ。これは、自由を重んじているのか、それとも放任なのかが気になるけれど、いずれにしても、世の中、こういうところでも確実に変化を感じる今日この頃。
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