TMSCエコランがオメメスのこれだけの理由
◆1月25日に富士スピードウェイで行なわれるTMSC主催の『TMSC富士スピードウェイ6時間耐久エコノミーラン2020』に、今年も【STINGERエコラン組】として出場する。このイベントがオススメの理由は、ズバリ、数々の名場面の舞台となった国際レーシングコースの富士スピードウェイを、気軽に走れることに尽きる。
◆普通、レースングコースを走るとなると、アクセル全開でぶっ飛ばすのが当り前だが、TMSCエコランは、1周を3分10秒以内で走ると、周回数にカウントされない。助手席でストップウォッチをもったナビゲターの指示にしたがって、できる限り3分10秒近くでラップするように走るのだが、もちろん、調整は遅くすることに限られる。つまり、普通なら2分30秒で走ってしまうところを、いかに3分10秒以上に近づけて走るか、ということになる。
◆とはいっても、とろとろ走るわけではなく、例えば100Rでは、軽くスキール音が出て、助手席や後部座席では何処かに捕まっていないと横Gに耐えられない。場所によっては“それなりのスピードが出る”ということになるのだが、服装は、ヘルメットは必着だが、トレーナーとジーパンでOK、といえば、大方気軽さが想像できるだろう。
◆エコランなので、当然燃費もカウントされるが、正確な燃料計量を行なうのではなく、満タンにしてスタートして、ゴール後に満タンにして、何リッター使ったかを計算する。アバウトだが、細かいことを言わない緩さがTMSCエコランの最大の魅力といえる。
◆さらに、お遊びといっても、走るとなると負けたくないのが人情で、中には現役レーシングドライバーを巻き込んで本気の勝負を仕掛けてくるチームもある。ただし、繰り返すが、速く走るのが目的ではなく、いかに正確に走るかが勝負の別れ道になるので、レーシングドライバーがいれば勝てる、というほど単純ではないところも魅力だ。
◆STINGERエコラン組は、4回目の参戦になる。今年は、ホンダ・インサイトで出場する。“楽しく走る”のがモットーなので、待ち時間をできる限り短くするために、5周刻みでピットインを繰り返す。大会規則で、“最低6回のピットイン”が義務づけられ、一人で40分以上走ってはいけないことになっているが、STINGERエコラン組は、15~16回のピットインとなり、当然、タイムロスが大きくなって勝負にならないが、それでいいのだ。
◆とはいえ、せっかくでるなら、いい成績を、という越えも出ているので、今年は、目標を設定した。元小破『100周突破』。記念は98周だったので、楽勝なので、さらに詳細を計算して、もしかすると110周あたりがもくひょうになるかもしれない。
◆というわけで、最後までお読みになったアナタ、若干名の空席があります。ワレと思わん方は、こちらから、どうぞ。後部座席を楽しむ同乗走行の参加も可能です。
◆そうそう、今年のSTINGERエコラン組は、撮影班が入って、思い出をDVDで当日の模様をお届けします❣️
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