騙されない護身術!?
◆怪しいメールが後を絶たない。ということは、いまでもハマる人がいる、ということだ。写真のようなメールは、一目見れば怪しいと思うはずだが、よく見ていないのか、不自然さに気づかないのか、返信して個人データを記入したり、指定の場所をクリックしちゃったりするのだろう。
◆まず、“仮当選”というタイトルで気付よ、ってことだが、“仮当選中”と、“中”が付いているのもなかなか見事ではある。進行形だと、なにか早く答えなければならない気分にさせるからだ。よく研究してやがる。
◆ちょっとでもおかしいと思ったら、クリックする前に、差出人をアドレスを見てほしい。@以下のドメイン名が、著名な会社だったりしない限り、怪しいメールと思って間違いない。@の前の部分のユーザー名は、個人の名前が普通だが、これが、amazonとかのブランド名だったら、これもおかしいと思ってほとんど間違いない。
◆つまり、ちょっと用心すれば、フィッシングにひっかかることはないのだけれど、いまだにこのスキだらけのメールが届くということは、送り主がこのレベルでも効果を期待できているから、ということになる。
◆コロナ騒動も同じだけれど、注意すれば防衛は難しいことではないのだが、私は、こうしたメールが届いたら、即座にmeiwaku@dekyo.or.jp(日本データ通信協会の迷惑メール相談室)に転送することにしている。悪い奴らは徹底的に叩きのめして、平和な日常を送りたい。
◆meiwaku@dekyo.or.jpの活用を是非とも!!
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