プロの技
◆遺影を撮ってもらった。準備がいいのではなく、たまたま、友人の写真家であるタンボちゃんこと北畠主税(これで“ちから”と読むところがタダモノではない!?)の呼びかけで、渋谷のスタジオに馳せ参じた。
◆会場に到着するまで、遺影という意識がなかったので、赤いシャツを着て行ってしまったが、昨日から2日で40人ほどを撮影したという次の順番のA井K彦は、何があるかさえ知らずに会場に現れたので、まだマシか。仕上がりが気になるが、欲張りのオレとしては、選択後ではなく、全部ほしかったりする。仕上がりの写真は、上がったときに改めて紹介します。
◆プロの撮影にレース以外で立ち会ったのは、これが二度目。最初は、名古屋在住の尾関一さんに、【ROSSO×ROSSO 2012京都】のプログラム用にフェラーリF1のエンジンを2012年に撮影していただいたときだった。スタジオ撮影とレースの現場はまったく別の世界だと思っていたので、セッティングを決めて高い位置からエンジンを見下ろす尾関さんが凄まじくプロに見えたことを思い出すが、プロなんだから当り前か。
◆サーキットでは、動き回るから、大型のストロボやレフ版を持っていくわけにはいかないだけの話で、今日のタンボちゃんの2日で40人の手際のいいリズミカルな撮影を数人分見物して、写真の面白さを再発見した。
◆天気がよかったし、時間もあった。運動不足解消のために、家から山田駅の25分、渋谷から霞町の往復の小一時間、帰りの京王八王子駅から西八王子の自宅まで45分ほど歩いた。COVID-19のせいでオーストラリアGPが中止になっていなければできない芸当だが、ところで明日の筋肉痛が怖い。いや、若いときと違って、筋肉痛は翌日ではなく、2~3日後!?
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