F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

閉塞感漂うムードが世界を覆っているところに、鈴鹿サーキットから、チケット発売延期の知らせが届いた。

正直、またかと思った。ドル箱のスーパーGT戦であり、もちろんファンにとっても待望のレースだが、先が読めずに安易にチケットの売り買いができない。

その状況を察知しての発売延期だが、よくみると延期は1週間だけ。とらえ方によっては、COVID-19の勢力の上昇曲線が弱まることを感じさせる知らせにも見える。

2020年5月30日(土)・31日(日)に開催予定の「2020 AUTOBACS SUPER GT 
Round3　SUZUKA GT 300km RACE」の各種チケット発売日を、
新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、3月29日(日)から
4月5日(日)に延期することを決定いたしました。　

モータースポーツはそもそもが、人を元気にさせる存在。延期や中止の伝え方も、工夫ひとつで、閉塞感が和らぐことが分かって、ホッコリした。

ちなみに、昨日、届いたリリースには、「2020年F1日本グランプリ」のチケットは、4月19日(日)10:00からV1・V2・C席(応援席)、5月17日(日)10:00から全指定席券の販売が開始が伝えられている。

illustration by 諸岡理