モスとエクレストンは同級生だった!?
◆スターリング･モスが亡くなった。1950年代に活躍した著名なドライバー最後のレジェンドだった。
◆オフィスのエレベーターの墜落事故で九死に一生を得たり、当初、オーバルコースとして計画されていた富士スピードウェイスピードウェイを視察し、天候不純などを理由にオーバルの計画を辞めてロードコースに変更するアドバイスを行なったことなどが知られているが、生沢徹選手がヨーロッパ挑戦時代の親切な手ほどきなど、日本には好印象を残していた。個人的には、頭部の状況が似ていたのが隠れた自慢だったというのは、どうでもいいか。
◆活躍したのは1951年（私が生まれた年）から1961年で、デビューは21歳と、当時としては圧倒的な若年だったことから、1950年台を闘ったレジェンドとして、最後の存在だった。
モスの偉業は、メルセデスとマクラーレンとの共同開発によるスペシャルモデルとして、世界限定75台が創られた『メルセデスSLR スターリング･モス』に現れていた。
◆90歳は、バーニー･エクレストンと同い年だが、はるかに年上に感じるのは活躍した時代が古いためだろう。ちなみに、モスが予選8位だった1958年モナコGPの予選最下位に、バーニー･エクレストの名前がある。
◆モスさん、安らかにお休みください。R.I.P.
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