CAN-AMもいいけどグラチャンも!!–マイナーツーリングとスーパーツーリン
◆メインレース以外にも面白かったのは、110サニーの高橋健二/田沼昭夫、アドバンカラーの和田孝夫、ツインカムエンジンを積む舘信秀のスターレット、鈴鹿から遠征してくるチーム大和の大場次男、土屋サニーや鳥居サニー、長谷見/星野のニッサン・ワークス・チェリーが競い合った1300㏄以下の『マイナーツーリング』と、ニッサン・ワークスとマツダ・ワークスががっぷり四つで闘った2000㏄までのスーパーツーリングだ。どちらも熾烈を極める熱戦の連発だった。
◆1日に3カテゴリーが楽しめて、行きは400円の高速道路代を奮発したオレは、帰りはトコトコと籠坂峠から山中湖を抜け、大月を通る甲州街道の渋滞の中を、ずっとニヤニヤしながら大満足で帰途に着くのだった。
◆ちなみに、その後このルートではなく、山中湖から裏道で道志を抜ける413号で三ケ木を回るルートになった。さらにちなみにこのルートは普通に走ると富士から家まで2時間コースだが、その後フレッシュマンレース優勝したひと回り下の弟は、スターレットKP61をかっ飛ばして55分で帰って来たことがある。
◆ただし、実家が相模湖のキャンプ場で、長男の私は中学生の頃から遊覧船の船長をやっていたので、夏場のレースは現場で見ることはほとんどなかった。船長をやらずにオヤジと大喧嘩して観に行った何回かは、家に近づくと、後ろめたさでスピードが鈍っていたなぁ。
※今後のテーマ:バンクとS字/ロングテール/番外レース/スロットカー/選手紹介/田中健二郎の解説など
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