獺祭/大吟醸
◆素敵な会にお誘いいただいた。ギリー・クラブの渡辺さんが主催するバーチャル飲み会。バーチャルで同じ酒を口にして、それを共用することで、場を創るという新しい試み。人と人が画面でつながって対話するだけでなく、大吟醸というある種の非日常を共有することで、つながりを創ってくれた渡辺さんに改めて感謝したい。
◆渡辺さんギリー・クラブは、年間200イベントもの企画を提案/遂行している。ギリー(GILLI)とは、イギリスの河川などの釣り人に、ポイントなどをサポートする人。ゴルフのキャディのような役目の人を指す。それを拡大解釈して、“人生の楽しみをサポートする”のがギリーだ。
◆コロナで下を向いている人に、元気を届けてくれたと私は受け取り、10人のバーチャル飲み会に参加させていただいた。
◆参加表明して会費(6000円)を払うと、蔵元である旭酒造株式会社から、“当日まで、呑まずに冷蔵庫で冷やしてください”、というただし書きとと180㏄の小さな瓶に入った大吟醸3本が送られて来る。
◆その大吟醸を呑みながら、獺祭というF1 Qualityなこだわりの大吟醸の蔵元の方々の逸話を伺いつつ、アッと言う間に2時間が過ぎた。吟醸酒をつまみなしでちびちびやったせいか、酒が強いと自負していながら、180㎜ℓの3本のそれぞれを半分ずつほど飲んだだけで、こういう味わう飲み方をほとんどしたことがないからか、ほんのりいい気分になっていることに気がついた。
◆要するに、吟醸酒は、呑むのではなくて、嗜むものだな←今頃かよ!!
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