レジ袋、めでたく有料化
◆照る照る坊主の甲斐もなく、結局雨が上がらず、楽しい4人一組は諦めて、方針を変更。会社の登記簿謄本の取得のために、電車で30分ほどの南大沢の東京法務局へ。
◆書類を書いて手続して600円を払って取得できたが、身分証明書がいるわけでもなく、要するに、誰でも招待を明かさずにもらえる。だったら、ネットで発行したらいいんじゃないのか、という疑問だけが残った。わざわざ2時間近くを消費して、電車賃払ってここまで来させる意味がわからない。
◆もっとわからないのが今日が区切りの日になったレジ袋の有料化だ。
◆大手スーパーが、“7月1日からレジ袋を有料とします”と言っていたその7月1日になって、改めて思う。
◆たかが1枚2円だか5円だかの話だが、そもそも、魚屋でも肉屋でも、そして八百屋は差別用語だからそう言ってはいけない青果店でも、買っていただいた商品を、新聞でくるんだり、新聞で作った袋に入れてくれたのは、店のサービスだったはず。それが今のレジ袋だ。売ったものを何らかの梱包なり袋詰めするのは、店として当り前だったのが、有料になるって、どう考えてもおかしくねぇか、と江戸っ子でなくても思う。
◆伊勢丹のあのチェックの柄の袋は有料かい、本屋でカバーをつけるのに金を取るかって。世の中の“当り前”がまたひとつ崩れたことを、時代の変化と捉えられないひねくれものですみませんねってんだ、ちくしょーめ。
◆家に着いたころ、西の空が赤く夕焼けになって、明日が晴れることが分かったので許しておくぜ、べらんめぇ。
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