ペンスキーさんの情熱のスタート地点は14歳!!
◆第104回インディ500は、ロジャー・ペンスキーがインディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーナーとして初めての“the500”になる。
◆チーム・ペンスキーの代表でもあり、カード会社のAMEXやレンタカー世界最大手のHARESの会長も務め、ビジネスマンとしての超越した才覚は知られたところだが、そのペンスケさん、23日の決勝レースを前に、ファンにメッセージを届け、無観客でが行なわれることを残念に思う胸の内を伝えたが、そのメッセージの一節に、以下のような文章があった。
◆「私が14歳のとき、父に連れられてスピードウェイでレースを見ました。それは1951年で、リー・ウォラードが優勝しました。ヘルメットをかぶってレースカーに座ることができました。私はその経験を決して忘れません。その特別な日は私のその後の人生を形作り、私を決定づけました。それがスピードウェイとインディカーのレースにとても関心がある理由です。だからこそ、ファンの体験は常に私の最優先事項です」
◆そう、インディカー№1チームの代表であり、世界に名だたるレーシングチームのオーナーは、実は、どこにでもいる普通のレースファンだったのだ!!
◆ファンの立場に立って、とはよく聴くフレーズだが、ペンスケさんの言葉に一段上の説得力が加わった。
◆8月23日の第104回目は、ペンスキーさんが目の当たりにしてから69回目のめでたいインディ500だ。どうしてめでたいかって? 1951年はオレが生まれ年。つまり、ペンスキーさんのインディ500遍歴は、オレの人生と同じってことだ。だからなんだと仰らず、めでたいインディ500に、是非とも注目を!!
photo by CHEVROLET