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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

琢磨に、もう一度F1に戻ってほしい!!

レッドブルでします、ホンダさんm(_~_)m。

◆インディ500で二度目の勝利を飾った佐藤琢磨に、もう一度F1に乗ってほしいと思う。

◆F1時代、ことあるごとに琢磨を批判し続けていたオマエがどの口で、という声が上の方から聞こえそうだが、どの口かと訊かれれば、まぁ、山口だ、ってことだけど、それはおき。

◆琢磨はすっかり生れ変わった、というか、十分な経験を積んで、安心してレースを見られるようになった。もうちょっと違う表現をするなら、レーサーになった。

◆トップクラスのF1ドライバーは、4歳の頃からカートに親しみ、経験を蓄積してレーシングドライバーになり、やがてレーサーへと成長する。レーシングドライバーは、レースをするドライバーであり、まぁ、誰でもなれる。しかし、レーサーになれのはホンの一握り。琢磨は、19歳からレースを始めて、43歳でレーサーのレベルに到達してインディ500で二度目の勝利を達成した。

◆そもそも、F1デビューは、レーシングカートを始めてからたったの6年目の25歳。4歳からカートレースに親しんだあの天才アイルトン・セナのF1デビューが23歳で、カートを始めてから19年目であることを考えると凄まじいスピード出世だったことになる。

◆43-19=24。レースを始めて24年目、仮に4歳から始めていたとすると、28歳という計算になるけれど、計算はともかく、インディ500は、世界三大レースの中でも、最も勝つのが難しいレースだが、今年の琢磨は、レースがスタートして30周ほど走ったところで、“勝てそうオーラ出まくり”だった。2017年の琢磨は、どことなく危うさを感じさせていたけれど、今年の琢磨には、そういうムードが全然なかった。

◆限界を見極める達人のはずのフェルナンド・アロンソがカーブデーにクラッシュした。インディ500は、そういうレースだが、今年の琢磨には、リスキーさをまったく感じさせなかった。

◆そういえば、初めてイギリスのF3にデビューした年、オレが観に行った琢磨が初めて出場したマカオGPで琢磨は勝った。2017年のインディ500を観に行ったらやっぱり勝った。オレのおかげだ、と全然関係ないけれど、仲間にいいふらしていたが、今年はオレがいかなくてもインディ500に勝った。本物になった、ということだ←多分関係ない。

◆次の週、F1で最も難しいといわれるスパ-フランコルシャンでルイス・ハミルトンが勝った。ハミルトンも完璧だったが、実は事前に徹底的にレース戦略をシミュレートし、タイヤの組み合わせを含むストラテジーをエジニアと注意深く検討し、そしてタイヤをいたわるていねいなドライビングで優勝した。第104回インディ500の琢磨は、ハミルトンと同じ深さでレースを組み立て、そして集中して、300km/hで侵入する4つのコーナーは、200周だから800コーナーになるが、まったくノーミスで完璧にその800回をこなした。

◆経験値が低く、イケイケが先行してポカが多かった昔の琢磨ではなく、レーサーになった琢磨が、もう一度F1に戻ったら、まったく違う結果が出るに違いない。43歳は遅すぎる!? いやいや、琢磨はレースを初めて、まだ24年しか経っていない。

photo by REDBULL

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