F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】  > F1に燃え、ゴルフに泣く日々。 >  >     ロシアで3連戦の締めくくり/最後を盛り上げたファステストラップ争奪戦!!

	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

ロシアで3連戦の締めくくり/最後を盛り上げたファステストラップ争奪戦!!

ファステストラップ争奪戦を勝ち抜いて優勝に華を添えたボッタス

表彰台の3人の間隔は広いままだが、コロナ騒ぎで台の上に置かれていたトロフィーが手渡しでグローブをはめたドライバーに贈られた。

二度目の三連戦の最終レース。ロシアのソチ・オートドロモで行なわれた2020F1GP第10戦は、スターティンググリッドに向かうハミルトン+メルセデスが、定位置を過ぎてコースに向かった場所で停止し、10秒のペナルティを受ける異変から始まった。

さらに、ハミルトンがポールポジションのままでスタートしたレースは、3コーナへのアプローチで後方集団がマスクラッシュ!! さらに6コーナーでストロール+レーシングポイントが後方から押されて単独スピンして、サインツ+マクラーレンとストロール+レーシングポイントが消え、早々にセフティカーが導入される波乱幕開けとなった。

混乱を乗り越えて表彰台最上段に立ったのはバリテリ・ボッタス。最後は、ガスリー+アルボン+レッドブル・ホンダ、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ、ハミルトン+メルセデス、ラッセル+ウィリアムズ!!のファステストラップ争奪戦が勃発。ボッタス+メルセデスがタイム合戦を勝ち抜いてファステストラップを手にし、シリーズポイントで3位まで追い上げたハミルトンとの差を11ポイント縮め、その差を55ポイントとした。

終盤、ガスリー+アルボン+レッドブル・ホンダがアルボン+レッドブル・ホンダ、ノリス+マクラーレンとの攻防戦を展開して両者をオーバーテイク、また、フェッテル+フェラーリvsマグヌッセン+ハースの先陣争いもレースを盛り上げた。

ハミルトン+メルセデスは、10秒ペナルティの裁定と、自分のペースより早くピットに呼んだピットに心中穏やかではなく、レース中のチーム無線で、「自分で判断するので、黙って!!」と、怒りを表現した。

ルイス・ハミルトンは、ここで勝てば、ミハエル・シューマッハの最多勝利記録に並ぶはずだったが、91勝目はお預けになった。

ロシアGP結果
1. ボッタス+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ペレス+レーシングポイント
5. リカルド+ルノ
6. ルクレール+フェラーリ
7. オコン+ルノ
8. クビアトアルファタウリ・ホンダ
9. ガスリー+アルボン+レッドブル・ホンダ
10. アルボン+レッドブル・ホンダ
—-以上、入賞
11. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
12. マグヌッセン+ハース
13. フェッテル+フェラーリ
14. ライコネン+アルファロメオ
15. ノリス+マクラーレン
16. ラティフィ+ウィリアム
17. グロジャン+ハース
18. ラッセル+ウィリアムズ
—–以下リタイア
19. ストロール+レーシングポイント
20. サインツ+マクラーレン

※詳細結果

[STINGER]山口正己
photo by HONDA

記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

PARTNER
[協賛・協力企業]

  • CLOVER