F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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改めて“イチロー” の存在感

◆思わず呼び捨てにしてしまったが、イチローさんというのも変な感じだし、鈴木さんでもないだろうと思うので、イチローで。

◆さて、今頃かと言われそうだけれど、2019年3月11日のアスレチックスとの開幕シリーズ第2戦を最後にイチローは引退した。

◆その試合の後に行なわれたイチローの引退の挨拶と、その後の会見(タイトルバック)をYou-Tubeで観た。日本で9年アメリカで19年の選手生活に別れを告げたイチローに対して、意地悪な質問も出たが、ひとつひとつ抗わずに真摯に受け止め、そして答えるのを観て、改めて頭の良さとなし遂げた偉業の認識した。

◆名言の連発だった。

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「野球に限らず、自分に向くかどうかではなく、熱中できる色んなことを見つけて、自分が好きなことにトライしていくのがいいと思います」—-「色々な記録に立ち向かってきたけれど、それはたいしたことはないというか、いずれ後輩が抜いていくものなので、そのことにそれほど意味がないというかすごく小さく見えてしまう」

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「ニューヨークに行ってから、人に喜こんでいただけることが、一番の喜こびになりました」—-「一番貫いたのは野球のことを愛したことです。ボク、おかしなことを言ってますかね!?」

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「1~2年目、1軍に行ったり、2軍に行ったりは楽しかった。後は、(期待の)番付を一気にあげられちゃって辛かったです。力以上に評価されちゃうのはとても辛いですよね。充実感はあったけれど、楽しいとは違って、将来は楽しい野球をやりたいと思っていました」

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「プロ野球を楽しんだ人間でないと草野球を楽しめないと思う。おかしなことを言ってます!?」

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「最後の1年は、ホントに大きなギフト。去年、マリナーズに呼ばれたときに終わっていてもおかしくないので、夢みたいな大きなギフトです」

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「誰かの思いを背負うのは楽ではないので、一打席一打席大変でした。それでもああしてみなさん球場に残ってくれて。死んでもいい、と思った、いや死なないですけど」

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「最低50歳までと思っていたけれど、それを思っていなければここまでできなかった。言葉にするのは目標に近づけるひとつの方法かな、と思います」

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「後悔など、あろうはずもない」

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「これから、カタカナの“イチロー”でずっといくんですかね?」

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◆どれもいちいち深くていろいろに解釈ができる。イチローさん、お疲れさまでした&ありがとうございます。そして、ますますのご活躍を!!

photo by THE PAGE / みかんちゃんねる-YouTube

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