ご尤も!?
◆29日に行なわれたF1GP第12戦ベルギーGPは、狂ったスパ・ウェザーで深い霧に覆われ、セフティカーの後ろで3周を走っただけで“終了”が告げられた。待つこと4時間、ぐったり疲れた。
◆見ているだけでこれだけ疲れたのだから、救急ヘリコプターが飛べず、放映権や入場料の返却も危惧され、レースをスタートできなかったオフィシャルの心境は押して知るべしだったが、これをフェルナンド・アロンソが痛烈に皮肉った。
◆“今日はグランプリだったとは思わない。ポイントが与えられたことを悲しく思う。まったくショックだった。みなんタダでポイントをもらったわけだからね”。無得点にするとは、考えてもみなかったけれど、言われてみれば仰る通り。
◆シーズン終盤、もしかすると今回の得点が、チャンピオンシップにおかしな影響を与えるかもしれない。
◆いまはただ、アロンソのコメントが、考えすぎであることを祈るばかり。
photo by Alpine