時差12時間
◆ブラジルは地球の真裏、時差が半日=12時間になる。日本の日の出前のセッションが終わると、終わったァ、という達成感がハンパない。
◆ブラジルGPは、コロナ禍の影響で去年をスキップしているので2年ぶりということもあったが、展開はいつもながら興味津々。最大の理由は、コースレイアウトにある。アップダウンもあり、屈曲した部分もあり、高速コーナーもある。結果として、マシン能力とドライバーの腕がそのままの差になって出る。
◆そこで、角田裕毅+アルファタウリ・ホンダの結果は13番手だったが、ここを走るのが初めてということを考えれば悪くない。逆にいえば、走り込むごとにコースの習熟が進んでいくだけでなく、いつもより、スプリント予選がある分だけセッション数が多く、それだけコースをマスターする時間が多くなる。
◆というように、いい方に考えることがレースを楽しく観る秘訣である、というのが本日の結論。
photo by Honda