F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

iPhone探して何千里、でもないか

無事に戻ってきた。右が日野まで行ってきたiPhone13。左は捜索で活躍してiPhone8。こうしてみると、どっも愛おしい。

◆iPhoneが行方不明になったので、“iPhoneを探す”で検索したら、日野市にあるとな。山田駅近くの家からは、自転車で30分。覚悟を決めて漕ぎだした。

◆なんで八王子から日野市ワープしちゃったの分らないけどとにかく取り戻さねば。まずは当該場所に行ってみた。

◆戸建てなら、“ピンポ~ン、私のiPhoneがこちらに邪魔しているようですので”、で済むが、まずいことに、iPhone13がある場所はどうやら集合住宅。怖いお兄さんが出てくる可能性もあるので、近所の交番を探して、“一人でいくのは怖いので”、と救援要請。旭が丘の駐在所の男女二人のお巡りさんは、どちらも懇切丁寧な対応をいだき、無事に手元に戻ったりました。

◆そもそも、なんでこんなことになったのかといえば、原因はワールドワイドなのだ。

◆時差13時間を降り超えたカナダGPを終え、次はイギリス。時差8時間だから20時に始まるフリー走行1に備えて30分前には準備万端。よっしゃ、かってこいやぁ、と気合を入れて構えていたのに、ここでいきなりつまづいた。ベース原稿も書き上げて待機していたのにちっとも始まらない。それもそのはず、イギリスGPは7月1日から3日、来週の金曜日からじゃなねぇかよ!! って間違ったのはオレだけど。

◆この間抜けなスケジュールの誤解からリズムが完全に崩れた。F1シフトのはずの多忙な週末が消え去って、ぽかりと穴があいてしまった。

◆そうとなったら、まずはゴルフの練習だな、現在、練習中のドライバーの安定性向上をテーマにとりあえず200発ほど。間に、6番アイアンと52度のウェッジで20ヤードと40ヤードの内訳もこなした。

◆こう書くと随分マジメに練習しているようじゃないか、と思われるかもしれないけれど、各クラブでまぁまぁのタマが打てているけれど、レッスンプロに教われば、欠点が見つかって安定性が上がって確実にレベルアップできるはず。なので、まずは、自分なりにあるレベルになったところで、何をどう直してほしいかはっきりわかってからレッスンをお願いしよう、という段階←いまここ。

◆そもそも、ゴルフを初めて30年、ベストスコアは78だけれど、ここ2年ほど、ラウンド数が減ったためかはたまた70歳を超えて老衰が幅を利かせている体力が弱体になったせいか、アイアンが1番手飛ばなくなり、ドライバーなんて、200ヤードがやっと。近所の練習場の増田プロの教えをいただけるように、ただいま調整中なのです。

◆そんなことを考えながら打っていたその場所で事件が起きた。スマホを打席の休憩用のテーブルに忘れて帰ってしまった。

◆家に戻ってしばらくしてスマホが見当たらないことに気がついた。家中の思い当たるところは徹底的に探しまくっているうちに、そうだ、iPhoneを探す、ってのがあったなと思い出し、早速パソコンに探してもらうことにした。

◆iPhoneを探すは、以前、トイレの棚に置きっぱなしにしたのを的確に見つけたことがあった。きっと、ベッドの下とか、鞄の中とかにアッという間に見つかるはずだ。

◆早速アプリあ操作したら、瞬間的にあった。しかし、あったはいいけど、部屋の中ではない。ゴルフ練習場でもない、なんと、20kmほど離れた日野市なのだった。八王子から日野にどうやって行ったのだろう。スマホは歩けない。バスにも乗り方が分らないだろうし、バス代はPayPayの使い方がわかるだろうか。そもそも、どこに行くか分らないじゃないか。と、ここまで考えて、誰かが、スマホをポケットか鞄に入れて持ち去った、というのが推理としては正しそうだ。

◆ん? 誰かが拾った!? ならばドロボーじゃねぇか!! いや、警察に届けようとしたけれど、交番や駐在所がなくて困っているのかもしれない。

◆しかし普通の感覚なら、ゴルフ練習場に、“座席にありました”と預けるところだが、見つけた人はそうはしなかった。

◆この時午後2時半、いまから行けば明るいうちに解決できそうだ。iPhoneを探せを頼りに、自転車でiPhoneに会いにいくことにした。

◆iPhoneを探せによると、日野市旭か丘のおそば屋さんのそばにある。住所はそのおそば屋さんを調べて特定できた。しかし問題は、手元にあるスマホは4~5年前の古いモデルで、さらにシムカードは旭が丘にあるiPhone13の方に刺さっているので、こちらのiPhone8は能力がた落ち。文句を言っていても始まらない。まずはおそば屋さんに急げ。

◆山田駅近くの自宅から八王子駅方面に下り、大和田橋を通るオススメ路程でいけばよかったが、遠回りになりそうなので、近そうなルートを選んだが、これは失敗だった。多摩川をなかなか渡れず、苦労しまくって、結局凄まじく遠回りになった。なんとか目的のおそば屋さんを発見。iPhoneを探せの画面では、1本先を左折した1本目の路地を右にいった2軒目にオレのiPhone13はある。

◆家の前に行って、iPhone8で操作して13の音を鳴らそうかと思ったが、もしかすると凶暴な御方かもしれない。お暴れになられて、包丁でも持ち出されたら怖い。スマホのありかは特定できたので、近所の交番を探した。道行く人に交番を訊いて駐在所を発見。事情を話して、まずはお巡りさんのスマホで私のスマホに電話を掛けてもらった。

◆マジメそうなお巡りさんは、最初は、「本来そういうことは・・・・」と渋っていたが、願いを受け入れて、オレのスマホの番号をオレの目の前でプッシュした。なんか変な感じだったが、相手は直ぐに出た。いきなり、“それ、オレのスマホなので、返せ”とお巡りさんのスマホに向かって怒鳴ろうと思ったがやめた。相手は完全に観念しているようで、お巡りさんが住所を訊いて受け取りに行ってくれることになったからだ。

◆30分ほどしてスマホを救出して戻ってきたお巡りさん、「実は、相手の方は、痴呆症の方で、なんでゴルフ練習場でスマホを拾ったのか分らないなどと意味の分らないことを仰っていました。まぁ戻ったことですし、ここはひとつ穏便解決ということで、お願いできませんか」

◆う~ん、拾ったゴルフ練習場に預けてくれれば、連絡して取りにいくだけでよかった。近くの交番でも、道に迷いながら往復で50kmも自転車でヒーヒーいいながら走らなくてよかった。

◆痴呆症は気の毒だけれど、お巡りさんに、「“なんで拾っちゃったか分らないんです”と言っていましたから」と言われちゃ、暴れるわけにもいかない。う~ん、酷い貧乏籤を引いたものだが、まぁ、悪いこともあればいいこともあるだろう。ここはグッと我慢して、お巡りさんのお願いを飲み込むことにした。スマホも見つかったし、そもそも、打席の机に忘れた耄碌ジイはオレだからね、ジイサン、いろいろ気をつけにゃいかんよ。

◆今回も、神様が、小さな被害で釘をさして、か弱い老人に啓示を与えてくれた。ありがたや、ありがたや。あんまりありがたくない気もしますけど。

◆昨日も自転車で遠出した。今日は自転車で20分ほどのプールで30分泳いで、家に戻ってから日野まで50kmほどペダルを漕いだ。かくて2日で2kg軽くなったのだから、やっぱり、ありがたや、だな。

[STINGER]山口正己
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