怖い夢
◆電車に乗っていた。座席ですっかり寝入ってしまって、ふと目を覚ましたら、乗り越していることに気がついた。日本ではなくスイスかオーストリア、いや、ベルギーだったかもしれない。
◆いけねっ、と思って飛び起きたが、次の駅までしばらくある。荷物をまとめて降りる用意をしながら考えたけれど、降りるべきだった駅の名前を思い出せない。予約したホテルに電話して訊いてみればと思ったけれど、電話番号をどこに書いたのか思い出せない。
◆とにかく戻らなくちゃ。タクシーに乗ればいいかと思ったが、ホテルの名前が分からないのでは話にならない。そもそも、財布を確認したら20ユーロ札と10ユーロ札が1枚ずつあるだけだった。
◆電車で戻ればなんとかなると思ったが、車掌に訊いたら、次の停車駅までどれだけかかるか分からないと言われた。すでに車窓の外は真っ暗だったので、帰りの電車は翌朝までないかもしれない。困り果てて、とりあえずトイレに行こうと思って起き上がったところで家にいることに気がついた。あ~、怖かった。
◆夕べ、本棚の整理中にパスポートを開いて、久々にどこかに行きたいと思って巡らせたその残像が夢になったらしい。今晩は寝る前に、檀れいか平手優莉奈の写真を見るべきだな。
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