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WEC富士で証明された新しいトヨタ

ルマンではなく、富士スピードウェイのゴール後の凱旋! ポルシェとフェラーリの両ワークスを圧倒して1-2のトヨタ。優勝は小林可夢偉の7号車。

◆9月10日に富士スピードウェイで行なわれたWECジャパンで、トヨタが1-2フィニッシュを飾った。この勝利で、トヨタは、完全に古いイメージを脱却した。

◆そもそも、中嶋一貴がチーム代表で、小林可夢偉が優勝、ついでに、メーカーチャンプも地元富士で決定、なんて、誰がこんなシナリオを書いたのか、と思わせる見事な勝利だった。

◆中嶋一貴代表は、「地元で決まるとか考えていなかったので嬉しいです。あとは最終戦、7でも8でもいいので、勝手シーズンを締めくくりたいですね」と余裕のコメント。

◆それにしても、トヨタが最前列=ポルシェの前でスタートし、結果も1-2フィニッシュなんて、時代錯誤を覚悟して言えば、夢のまた夢だ。

◆1969年日本GP(F1ではなく要はその後、ルマン24時間レースからWECへとつながる流れで行なわれていた国内最高峰レース)で、日産とトヨタが激突した歴史がある。そこにポルシェが加わって話題になったが、その時のポルシェは、ワークス・ドライバーのジョー・シファートが乗ってはいたものの、内容はプライベート、今回のロジャー・ペンスキー率いるワークス・ポルシェは格違いのホンモノだった。さらにフェラーリ・ワークスも破った勝利だった。

◆もちろん、1969年の黒沢元治さんの優勝は価値のあるものだったが、今回は別の意味で“ホンモノ感”が高かった。

◆レースがスタートした時、その1969年日本GPを思い出した人はいなかったと思うけれど、なんだか日本のモータースポーツが、一巡して新しい時代に入ったことを告げるレースだった気がした。

Photo by GAZOO

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