F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】  > F1に燃え、ゴルフに泣く日々。 >  >     4月3日

	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

4月3日

◆なんだか大変なことになった。もしかするとハミルトンは、オーストラリアGPだけではなくて、2009年のシーズンから抹殺かも、という情報がプレスルームを飛び交った。しかし、「それはペナルティが最大だった場合でしょ」と冷静な友人は落ち着いて言った。

◆100円のものを130円にしたいと思ったら、最初に200円と言い、”ふざけるな!!”と相手を怒らせ、「そんなに大変なら150円でどうです?」と持ちかける。”もうちょっと何とかならないの?”、というのを待って、「では140円では?」と切り返す。”もう一声、何とかしてよぉ?”という相手に、「では130円にしましょう」と伝えれば、感謝されて晴れて当初の予定どおりの筋書きが完成する。

◆しかし、ハミルトン問題がややこしいのは、ヨーロッパにポジティブ・ディスクリミネーション(積極的な差別)という言葉が存在することだ。1980年代のホンダF1第二期の監督だった桜井さんは、当時のバレストルFIA会長と議論が白熱し、最後にバレストル会長が机をドンとこぶしで叩いて、「黄色い猿の自由にはさせない!!」とはっきり言われたそうだ。黄色と黒は、どうも好かれないようである。

◆それはともかく、私にとっての問題は、マレーシアのタクシーが一体いくらか分からないことだ。クアラルンプール中央駅からタクシーに乗ろうとしたらチケットを買えというので、25リンギット(約700円)で購入した。翌日、ホテルから反対の行程は12リンギットだった。が、友人のA立君が同じホテルの裏で拾ったタクシーは、5.5リンギット(概ね150円)だったのだそうだ。考えられるのは、どうやらクラスがあるらしいことだが、それにしてもマレーシアには”明朗会計”と言う言葉は存在しないな、きっと。

◆もっと腹が立ったのは、”3日間の往復KLエクスプレスが、空港駅からシャトルバス付きで120リンギット”とのうたい文句に乗せられてついつい買ってしまったら、実はのぞみじゃなてこだまで、それも30分に一本しかない、ということで、帰りは片道35リンギットのチケットを買う羽目になった。

◆安いと思ったKL市内のホテルからの往復は、ホテルからのタクシー12+40のKLエキスプレス+空国からのタクシー38+帰りの白タク50+余計なKLエクスプレスの35+駅からホテルの25で、合計200リンギット、ということは6千円。これって、高いのか安いのか?
空港のパンパシフィックに泊まれば1泊3万円では足らないはずなので、安いと思っておきたい。

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結局一人で、今日もお粥(写真の向こう側)。本日は、アワビが乗ってる高級品を頼んでみたが、昨日のホタテ出汁
のプレーン粥の圧勝。右奥は、烏賊すり身さつま揚げのフライ。サックリした食感、美味し。

◆F1SCENEのTケ鼻デザイナーと、M田カメラマンと夕食の約束。今日は一人じゃないので楽しみにしていたら、結局大渋滞でお互い到着が大幅に遅れてお流れ。一人寂しく、昨日の粥屋。一人でもウマかった(^-^)/。

【STINGER / Yamaguchi Masami


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