4月4日
◆予選終了後約1時間、時々パラッと来ていた雨がドカンとシャワーになった。熱帯気候の雨は日本でいうところの土砂降り。だが、ザッと来てサッと去る。瞬間的な夕立だな。と、ここまで書いて、最近の日本が東南アジア化していることを思い出した。
◆局地的な雨は、以前の日本ではあまり記憶がないが、最近は、江戸川区が土砂降りで葛飾区が青空、八王子がザァザァ降りで立川が・・・みたいなことがよく起きる。マレーシアでは、”コースの1kmくらい向こうが降っていたので、こっちに来ないうちにアタックをしておきたかった(中嶋一貴)”のような状況が日常茶飯事だが、日本がそうなっているのはなんだか恐い。
◆[STINGER]で契約したプラハ在住のチェコ人カメラマンのジリ・クラネク( Jirka Krenek )が素晴らしい写真を送ってくれた。ジリは、光の使い方がとても巧いと思う。雨が止んでいるのに雨の空気が写っている。これからもいい写真を、お楽しみに。
◆ところで、今日の予戦後のトップ3会見で、ヤルノ・トゥルーリのとてもリラックスた表情が印象的だった。達観したムードと言ってもいいくらい。山科チーム代表にそれを伝えると、「メルボルンのゴタゴタで、むしろチーム内の結束が強くなったかも」と頷いた。
◆一貴は、惜しいところ(9/100秒差!!)でQ3に進出できなかったが、「悔しいけれど、ミスしたのではなく、やるべきをやった結果」とサバサバと明日に頭を切り換えた。こちらちもトヨタ・エンジンだ。
◆ホンダが去った後、「でもトヨタはもうひとつ応援の対象としてインパクトがなぁ」とお嘆きだったアナタ(あ、オレも?)、一貴とトゥルーリがその考え方を変えてくれるかも。