久々のFポン(予選だけ)
フロントウィングを黒くすると、なんとなく、かっこいい。
◆西八王子から新横浜に出て新幹線。名古屋から白子でタクシー。鈴鹿サーキットは半年ぶりだ。フォーミュラ・ニッポンの開幕戦で気付いたのは、久々に聞いたFポンの音がいい感じだったことと、フロントウィングを黒く塗ると形が判別しにくくなってかっこよく見えることだった。
◆もうひとつ、いまさらながらにビックリしたことがある。小暮卓史が30歳で最年長ってこと。一番年下みたいな感覚はこっちの時代感覚がズレズレってことだが、F2時代から、このカテゴリーはオジサンのレースっぽかったが、なんと若返ったことよ。てか、こっちが年取っただけかもしれないが。
◆しかし、若返った影にあまり喜べない事情もあるかもしれない。ホンダやトヨタが、若手育成を目指していた。もちろん、目標はF1だったが、両者ともその目標を退散した。なので、行くところがなくなった。ならば、Fポンがその目標の代替になった。なったはいいけれど、30歳を超えた中堅選手は、いずこ? こんなところにもF1退散の影響はジンワリと出ている。無責任なのは、政府ばかりじゃないのかも。