高齢、じゃなくて恒例の『富士GCスロットカーレース』
手の出演は、2年連続ウィナー、高橋晴邦さん。
◆またまた、”あの季節”がやってきた! すっかり恒例になった『富士GCスロットカーレース』である。
◆恒例とは、参加者が高齢であることも表したりもするが(笑)、ともあれ、往年の本物GCドライバーを中心とするドライバーや関係者が、当時のクルマをそっくりスケールダウンしたスロットカーを駆って童心に帰って楽しむ、ハッピーなイベントだ。
◆その第5回大会が、2月19日に行われる。ホイールメーカーのBBSが冠スポンサーとなった今年は、”BBS GC Challenge Cup第5回富士GCスロットカーレース”と大層な名前がつくことになり、主催者は、「チャンピオを目指し、当時のレースさながら、あるいは当時を上回る熱いバトルが繰り広げられることは間違いありません」と豪語している。
主催者の言葉を、マジかよ、と疑いつつ、参加者を眺めると、それがあながち豪語ではないことを感じられるかもしれない。エントリーリストに名を連ねているのは、以下のドライバー、全員”本物”である(笑)。
*桑島 正美 クラシックカーワックスマーチ735
*関谷 正徳 伊太利屋ロータリーマーチ
*高橋 晴邦 ウォルターウルフシェブロンB36
*舘 信秀 山陽機器トムスマーチ
*津々見彦 シックスーパーⅡローT212
*寺田 陽次郎 シグマGC73ロータりー
*戸谷 千代美 レノママーチ735
*長谷見 昌弘 ミノルタサカイマーチ735
*鮒子田 寛 マルボロシグマGC75
*柳田 春人 TBN
◆ここに、富士スピードウェイの事務局を務めた福士克二さん、GCマシンのミニカーを数多く送り出しているEBROの木谷真人社長、GCを撮り続けた原富治雄さんや、ついでに、ファイ代表として、藤原彦雄さんと私も隅っこで参加させていただく。
◆問題は、エントリーリストに乗っている現役レーサー、桂伸一という名前である。彼は、GCドライバーではないが、スロットカーで知る人ぞ知る達人。2010年と2011年に連続優勝してチャンピオンを狙う高橋晴邦選手の野望を打ち砕いて、今後レース界で生きていけなくなるのではないか、との懸念の声もあるらしい。
◆瞬間的に1970年代にタイムスリップできるこのレースは、一般ファンの観戦も可能。熱戦が展開される(はずの)1階のサーキットを、入場料無料で2階席から見下ろすことができる。問い合わせは、会場のBANPRO(バンプロ/045-834-7673)まで。
◆開催日:平成24年2月19日(日曜日)
開催時間:12:00-17:00
開催場所:BANPRO:横浜市港北区新羽町412-2
http://www.banproject.com/report.html
◆『富士GCスロットカーレース』の詳細は、下記HPで。
http://motor.geocities.jp/mfcslotnext/
◆去年の模様はこちら→https://f1-stinger2.com/stinger_village/yamaguchi_masami/2011/02/4gc.html