F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

Meijiの野菜カレーはウマイ!!

◆シルバーストンの真南にわずか10km弱、Hカメラマンに譲っていただいたトラべロッジ・バッキンガム。一昨年は、M1を北上すること80kmのロッキンガム(1回だけ、アメリカンレーシングのCARTをやったことがあるオーバルコースのある街)だった。去年は、M40のサービスエリアのホテル。そういう意味では”出世”したか(笑)。

◆基本のイメージとして、”イギリスは外から来た者からはいただく精神”と思う。つまり、たとえば外から来たら必須になるホテルは高い、ということだ。さらに気をつけなつくちゃならないのは、ホテルからの電話代。以前、カーオブザイヤー仲間のN谷A彦だったか、ロンドンのホテルからの電話代が高いと思っていたホテル代以上だったと聞いた。以後、イギリスでは、怖くてホテルから電話ができない。GSM携帯電話の方が安いというのは、日本人の感覚からは、どう判断していいやら、である。でしょ?

◆ちなみに、海外からの電話は、ネット環境が整っていれば、スカイプはみなさんご存じと思うが、オススメは”アイム・フォン”だ。スカイプとの最大の違いは、3千何百円かでネットで購入し、届いた小さな電話機とも言えないアイテムをUSBに挿すだけで、何の設定も要らないこと。通話のためにプリペイドの料金を払うのだが、I’m同士なら通話はただ。日本からヨーロッパに1時間電話して1000円てとこ。どうしてこれが爆発的に流行らないのか理解に苦しむくらいだ。

◆ともあれ、今回のホテルの話に戻ろう(笑)。ヒースローからM1を北上し13番出口で降り、A421でミルトンキーンズの反対側、つまりM1から左方面に行けばバッキンガムに出られて、そのランナバウトのすぐそば、ということで、1日10ポンドのナビを借りない決心をしたのは正解だった。夕べ、簡単にホテルは見つかった。

◆しかし、実をいうと、去年、イギリスのフリーウェイで3万円ほどだったので衝動買いしたナビシステムを持っていた(笑)。が、使い方がよ~わからんのだな、これが。なぜかというと、ソフトがヨーロッパの主要国をカバーしていて、まずセットすると、先日トライした(実際には怖くて使っていない。つまり、ナビシステムを借りた)スペインの表示になっちゃって、試しに分かりやすいヒートロー空港をセットしてみると、”遠すぎます”みたいな表示が出る。地図に表示されているのはバルセロナの町なので、それゃ遠いわ(笑)←笑ってる場合、ちゃうで。

◆ごちょごちょと設定をいじっていたら、画面がM1上になった。こんな瞬間を”幸せ”というんだろうなぁ(笑)。

◆ともあれ、現在地が分かるというのは非常に心強い。上下左右が全くわからなくなる方向音痴(=オレです)には、鬼に金棒である←ちょっと日本語の使い方を間違っている気がする。心強い、とは言えても鬼に金棒じゃないわな。それはともかく、本日は、一瞬の油断が命取り、とも言えることを発見した。

◆イギリスGPのスケジュール開始前日、つまり木曜日のシルバーストンで1日過ごし、ドタバタと帰り支度をして駐車場に歩き始めて、ロッカーにナビを忘れてきたことに気がついた。日本と違って、取り外しの利くもの、というより”外そうと思えば外れるもの”は、クルマを離れるときは外しておくべし(酷い場合は、カーステレオやラジオまで!!)、という諸先輩のご指導を守って外したナビを、プレスルームのロッカーに忘れたのであった。しかし、”今朝来たし、道は簡単だし、取りに戻るのは面倒”、と思ったのが運の尽き。10km弱の一本道を戻るのに1時間半かかった(笑)。←笑ってる場合じゃないっての。

◆ホテルに唯一の欠点があるとすれば、飯を食う場所がホテルにも近所にもないことだ(実は後日、美味しいカレー屋があることを知る)。が、そうした環境を予測して、食料を買い込んでいるの餓死の心配はない。本日、Meijiの”なすとトマトのカレー”と、血圧のために用意した玄米的五穀粥で凌いだが、思った10倍は美味くて”こんなことで満足しちゃいかんぞ”と思ったくらいであった。しかし、美味いものは美味い。次も、なすとトマトが入ったMeijiの”野菜カレー”は必携である。

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