巨匠との遭遇
◆本日は銀座オフィスに間瀬さんをご紹介。昔話に花が咲き、デザイナーのK杉さんとも和気あいあい。キャノン・サロンまでご一緒したら、ジョー・ホンダさんにバッタリ。間瀬さんにお礼を言って別れ、ジョーさんとお茶。「F1のオリンピック化」で盛り上がる。これまで通りのF1+4年に1回のオリンピック。鈴鹿と富士の他に東京オリッピックで台場の市街地レース。そういう考え方もありか。
◆有楽町のビックカメラで携帯電話を見物。ナビタイムの助手席ナビ機能を使えるタイプを所望。種類がありすぎてどれがいいか分からない。さりとて、訳知り顔の店員に聞くのも気が進まず。シャイな私。
◆先輩自動車評論家から、「去年までホンダだったブロウンGPはいったいどうなっとんの?」と質問メールがきた。「サラリーマンがいなくなって、ブロウン以下がのびのびと仕事ができるようになった。それとも、去年わざと酷いことにしておいて、ホンダを辞めざるをえない状況に追い込んだ!? いずれにしろ、今年ホンダが続けていたとして、同じ成績になれたかどうかは?付きの気がします。ちと意地悪な見方ですが」とたぶん事実の回答。
◆「ではトヨタは?」。「山科体制は、”任せて口出しせず”とのこと。それが3年目を迎え、実り始めたか。ただし、”世界のトヨタ”のやり方ではこうなった、とトヨタの方が思うのは間違い。なぜなら、そうだったらとっくにここに来ている、ということなので。また、フェラーリのマシンは『F60』ですが、トヨタはたかだか『T7』ですから(笑)」。
◆「両方に共通しているのは、KERSなし、ということです。鬼のいぬ間に洗濯。しかし、KERSも簡単ではなさそうなので、もしかするともしかするかもしれません。マレーシアの予選トップ3記者会見で、トゥルーリの非常にリラックスした態度がとても印象的でした。近いうちに勝ってもおかしくない気がします」。
◆「ちなみに、F1を牛耳る”イギリス”としましては、そろそろチャンピオンを出さねば、という事情もあるかもしれません。これまで、延べ12人のワールドチャンピオンのいるイギリスですが、1976年のジェイムス・ハントの後が1992年のナイジェル・マンセル、その後が1996年のデイモン・ヒルで、それ以来、不在続き。そもそも、海賊な方々はしびれを切らすころで、なのでバトンに期待、ということで。え、ハミルトン? 多分、白人以外は彼らにとってイギリス人じゃないんじゃないでしょうか。それから、ここ数年、開幕戦のウィナーがチャンピオンという”偶然”もありますし」。都合のいい憶測は楽しい。