マヌケな風邪っぴき
◆アブダビを深夜1時25分に飛び立ってシンガポールに到着。アブダビ空港で原稿を書いて出発時間ギリギリにネットにつなごうと思ったら、待合室ではつながらない大マヌケ。今回はマヌケの連発で傷心気味。(←連発は本当だが、傷心は半分ウソだな)。
◆小林可夢偉+トヨタの活躍で”胸の透く”という言葉を思い出した。プレスルームでは、7人いた日本人はもちろん、満場一致の大拍手。イギリス人の一部(バトン・フリーク)がどうだったか確認していないけど。ゴールの瞬間も、優勝したS.フェッテルよりも拍手が多かったかもしれない。”可夢偉潰しのグロジャン寄り”、と言っては言い過ぎだか、そういう車両規定にGP2アジアでたまりにたまったウップンを一気に吐き出した。
◆注目すべきは、可夢偉が”全然図に乗っていない”ところだ。自信がついた感じはしても、態度はまったく変化していない。大物はこうでなくちゃ。これをみた日本のトヨタ上層部の方々のモチベーションが上がってくれることをお祈り申し上げます。
◆一方で一貴は、今回も力を出し切れなかった。来年こそ、ポテンシャルを証明できるチャンスがきてほしい。その前に、シートがどこなのか、乗れるのかも含めて、可夢偉ともどもシーズンオフに注目だ。
◆そういえば可夢偉の会見で、マヌケなことを言ってしまった。バトンとのやりとりの質問の後に、”今回もアブナイブレーキングをしていたとバトンが言っていた”と伝えたら、周囲から「言ってないよ!」の声。レース後の会見でバトンが発した”コバヤシ”と”ブレーキング”のフレーズを、写真を送りながら小耳にはさんで勝手に想像してしまったのであった。「また言ったんですか!?」と心配させてゴメンね、可夢偉さんm(__)m。
◆冷房秒で風邪をひいた。ホテルのエアコン調整スイッチは”Off”になっているのにどこかから風が流れているのにそのままにして寝てしまった初日がマズかった。「そういう時は窓を開けて寝た方がいいですよ」と、なるほどなアドバイスを歳が半分以下の可夢偉にもらった。あっちでもこっちでもありがとう! オジサン、次から気をつけますです。
空はこんなに綺麗だったのに、風邪ひいて失礼しましたアブダビ様。