興奮できる幸せ
◆ドイツからシューマッハー情報が届き始めた。[STINGER]のテーマは、”そこにいる気になる情報”。それは、レースという独特のスタイルを楽しんでほしいという願いから成立している。
◆他のスポーツとモーターレーシングの最大の違いは、”スタートの瞬間が最初の大きな見せ場”ということだ。野球にしてしもサッカーにしても、相撲もテニスもマラソンも、スタートの瞬間はそれなりの儀式でも、モーターレーシングほど心臓バクバクにはならない。レースは面白さのかなりの部分がその瞬間に凝縮している。あなたもアナタも貴方も、そしてきっと貴女も、レースのスタートの瞬間はドキドキするでしょ? 見ている方は、いや、観ている、もしくは診ているというべき(笑)方は、その瞬間に向かってモチベーションを高め、集中して感動を楽しんでいる。もちろん、その後の展開が面白さの焦点になったり、歴史に残る名勝負は、スタートだけではない部分で記録されるのだが、そうした理屈はともかく、今年で言えば26台のエンジンが一斉に轟音を上げてスタート地点を蹴っ飛ばす瞬間こそ、どのレースでも間違いなく興奮できる。
◆そういうレースだから、[STINGER]は、”その瞬間”を来訪者と共有したいと思う。こんなに興奮できることを独り占めにするのと、さすがに自分勝手で我が儘な私も気が引けるわけで(笑)。
◆自分の食った美味いものを仲良しに伝えたい。ドイツから、鮫ちゃんが発表会2時間前から届けてくれる情報にワクワクしながら、[STINGER]はそれを基本に、今年も頑張るぞ~、と認識を新たにした。う~ん、F1好きでよかったね、みたいな(笑)。
◆ところで、自分の食った好きなものを他人に食わせたい、というのは、立場が逆になるとチャーシューをお土産にいただける、という話になる。午後一から豊洲の某AB社のM本さんと打合せをした後に、I村さんから佃名物”肉のたかさご”のチャーシューをいただいた。その後、上野で酸素カプセルをたっぷりゴチになり(担当のH野さんが美しいのでびっくりつつ)、表参道で栄養剤をいただいて、曙橋で[STINGER-magazine]の入稿を済ませた後に中央ライナーで帰宅していただいたチャーシュー丼は絶品であった。これだけ書けば次にもくれるだろう、なんちて(笑)。I村さん、なにからなにまでごちそうさまでしたm(__)m。
しし唐とエリンコ(小型エリンギ)&チャーシューのオリーブオイル炒めは綺麗に撮れなかったが、金の箱が凄い!