F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

場違いだらけの日

◆久々にクルマで目指すは等々力のリンドバーグ地下。そこにあるスロットカー・コースで本日”富士GC同走会“決戦の日である。今回は、参加者の末席を汚させていただく(←この言葉がこんなに似合うこともない–笑)。

◆実はスロットカー、中学校の時に微かに触ったことがあるだけ。すでに38~39年前の話(!!!←自分で書いてて驚いた)ときたもんだ。なので、急用でキャンセルしたかったが、残念ながら急用はできず、鮒子田寛会長の手前もあるし、一生懸命準備してくれている主催者の田村さんのことを考えると、参加しないわけにはいかぬ。

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壮観な眺め! クリックして迫力を味わってください。
 
◆というわけで、渋々(笑)会場を訪れた。が、これまで2回覗かせていた時と同じく、40年前に金網の外からしか拝めなかったレーサーの方々の隣でスロットを握り、スケールカーであっても”レース”ができる幸せ。それだけに緊張もパンク寸前。下手くそがばれるのは怖かったが、意外や意外、やってみたらかなり才能の持ち主だったのであった。誰って、オレだよオレ。

◆長いストレートからの左コーナーだけはフルブレーキング(レバーを完全に放す)が必要だが、他は、レバーを小刻みに引くと放すを繰り返せば、安定して、てか誤魔化せて問題なし。ということで、12人中予選4位。持って生まれた才能は、隠せねぇなぁ、とか冗談言いつつ、一気に気が楽になった。

◆しかし、喜んだら、その分世の中バランスが取れることが今日も証明された。世の中甘くないのである。練習したのはパワーが低いGTカー(コルベット)だったが、本番のGCカーは、パワフルな上に、タイヤが太い。たぶん、ちゃんと走らないとタイヤが暖まらず、だからスピンする。特に、コースを入れ換えつつ走るのだが、端っこのコースになると、難しさが倍増する。コースによる曲率の違いが、単独走行で最も左右のコーナーの差がない4コースを使った行なわれた予選では気づかなかった。

◆レースになるともうひとつの”要素”が加わる。単独走行では、自分のペースで走れるが、6台が一斉にスタートする決勝では、素直な私は周囲の状況に飲まれてスピンしまくり。やっぱり来なけりゃよかったぁ!(←ウソウソ)。予選は5周計測のベストタイムだったが、心臓がパンクするほどドキドキしたが、もっとも参ったのは決勝レースの4分の長さたるや!! 途中で、「死にそうなのでもうオシマイにしてくれ!」と叫んだが、主催の田村さんに冷たく、かつまたキッパリと拒否された。

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今回、私のために田村さんが用意してくれたのはロンソン2000。
懐かしかっこいい世界に1台のスペシャルメイド! なのにクラッシュでリヤウィング壊してゴメンナサイm(__)m。

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後列左から、鮒子田寛、見崎清志、高橋晴邦、寺田陽二郎、関谷正徳、高原敬武、戸谷千代三のお歴々とオマケ。
前列左から、原富治雄カメラマン、福士克二事務局担当、津々見友彦、長谷見昌弘の豪華陣。
(photo by TH)

◆なんとか心臓が破裂せずにGCレースはゴールできたが、その後のゲストレースは、たいへん失礼してしまった。本日5時までに箱根の宮の下温泉に到着していなければならない。できれば3時に出たかったが、タイミング悪く、早引けを言い出せないままで時間が過ぎる。まずいことに、見崎清志さんと、F井さん(コルベットのオーナー)とB野さんと組んだ”40分耐久レース”の第一ヒートをトップでゴールしてしまった! 才能は隠せないなぁ(ハイハイ)。

◆しかしすでに3時30分。田村さんにゴメンナサイして、私の代わりに、見崎清志さんに2回走っていただくという特例を許していただく。残念ながら、私が去った後は関谷正徳さんのマクラーレンF1-GTRに逆転された。やっぱ、オレがいないとだめだね。ではなくて、第一ヒートの順番でコースを指定され、トップだった我々チームは、第2ヒートで一番走りにくいコースが与えられただけだろって。

◆後ろ髪を引かれつつ(前髪あんの?!)箱根。急勾配をかわいい1両の電車で降りる秘境の宮の下温泉「対星館」で行なわれたD社の新年会は、大盛り上がり。内容は、とてもじゃないけどここには書けない、てのはウソで、長すぎるのでこれ以上読まれそうなにないのでまたいつか。

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