ホテルが分からない!
めでたくパスも受け取って、シーズン開始。
◆時差ぼけで、日本時間2時近くまで寝たが、全然寝たりない。2ベッドルーム&バスルルームの部屋なので、もういっこの部屋で二度寝したいが、サーキットに行かなくちゃ。
◆シャトルバスが出ているホテルまで、地図上で400mのはずだが、ホテルで聞いても地図を見る習慣がないんだかなんだか、住所を言っても皆目分からない。パソコン画面にシャトルバス発着ホテルとここのホテルが表示されている地図を見せても分からない。結局すったもんだの末、最初は「高いから辞めた方がいい」と言っていたタクシーで安いのを呼びましょうか、ということになった。なんのことはない単なる知り合いの白タク。なので彼も場所が分からず、結局、直線距離で400mのホテルに到着したのは、フロントで頼んでから30分後であった。めでたし(めでたくない!)。
◆N山Heyちゃんが言うには、こちらの方は、字を右から書くので、ホテルの名前をみせた段階で迷わせたアンタが悪い、ということになった。ホントかよ。しかし、地図を見るという習慣は、少なくともないようだ。そういえば中国もそうであった。
◆夕刻ピットを歩いて感じたのは、新しい年に似合う言葉が”混沌”であること。特にイスパニア・レーシングなんか、ピットでトンテンカンとクルマを作っている状態だもの。トップチームと下位チームの差が激しく、それでもタイム差があまりでないという混乱極まるレースになりそうだ。タイヤをどう使うかが問題、と可夢偉は言っていたが、モーターレーシングじたいは面白くなるに違いない。
◆可夢偉は、”テストが雨でたくさん走れなかったが”という質問に、「それは我々にとって有利かも」とコメントした。その心は、「走れば走るほど、トップチームは離れてしまうから」。この23歳は、どうしてこう冷静なんだろうか。とくにシーズン序盤のレースに期待が募るのである。