無事帰国?!
再会、上海。
でもターミナルを間違えた。真新しくのはいいけれど、ターミナル1と2がタクシーで15分てどうよ?!
◆ホテルからタクシーで虹橋空港へ。ホテルの回線不調で写真が送れないので早めに着いて空港からトライしようとしていたのだが、お蔭で慌てずに済んだ。ターミナルが違った。それも、新ターミナルからタクシーで20分ほどかかる、という常識とは違う位置関係だったから、余裕がなかったらあわてるところだった。だが、全然慌てなくてよかった。上海発の飛行機が、一端、滑走路まで出ながら引き返すことになった。
◆燃料系統のトラブル。元の位置まで戻って、機内で待つこと2時間半。「あと1時間20分で修理が完了します。つきましては給油を行ないますのでターミナルでお待ちください。最初に出してくれば、時間を有効利用できたのに。
◆しかし、噴火の影響でフライトの目処が立たないヨーロッパ行きの連中よりもまだマシか。世界中のサーキットで場内放送を担当するボブ・コンスタンデュロスさんと、「取れた予約は5月4日だ」とあきれ顔で肩をすくめた。フォトグラファーのジリ・クレネクはモスクワに行く予定。オーストラリアやタイに行く案もあるらしいが、総じて、彼らの考え方が、ポジティブシキングであることがよく分かる。日本人なら、「帰れないから大変」と大騒ぎになるところだが、「明日は慌てずに済むから、気にせずゆっくり飲める」。こういう思考回路でこそF1に勝てるのかもなぁ。