F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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イスタンブールのカーナビ

◆イスタンブールのカーナビ、と書いただけで、なんだかありがたく、ないんだな、これが。トルコ語しかしゃべらないナビだもの。当然、入力なんか全然分からない、というお話。

◆疲れる1日であった。ヘトヘト。なので書くのも覚束ないで到着後に即座に寝た。レンタカーの隣でじっと我慢していたN山H夫さんは、もっと疲れただろう。

◆物語はこうである。←威張ってる場合かよ。

◆西八王子-成田-イスタンブール空港-アジア側のホテル。成田を13時過ぎに飛ぶ飛行機の12時間+は、トルコ航空のカウンターのおねえさんが気を利かせたつもりの最前列。座って気付けば、目の前の空間は確かに広いが、足を前席の下に伸ばせないから悶々としてよく寝つけなかった。しかし、こんなのは、その後の3時間に比べれば序の口であった。

◆イスタンブール空港に若干遅れて20時半に到着。レンタカーに乗ったのが21時40分頃。去年と同じナショナルレンタカーのカウンターで、去年と同じようにお願いした。ナビの言語を英語に直して、ついでにホテルの住所を入れてちょうだい、と。”OK”ってんで、フォードフィエスタのディーゼルで走り始めた。が、若干心配はあった。”駐車場の中は屋根がある関係でGPSの電波が拾えない”というオニイサンを説得して、橋を渡ったあっち側のアジアンサイドにあるホテルの住所を入れてもらったはずだったが、駐車場を出ても、ナビがウンともスンとも言わないわけだな、これが。

◆もう一度レンタカーオフィスに戻って文句を言おうにも、循環できそうなイメージが沸かない場所である。と、「行くしかないんじゃないですか」と捨て鉢が悟られないように声を押し殺して仰る助手席のN山Hちゃんの意見に従って(人のせいかよ)、とりあえず、、アンカラ、E80、C2からC4という断片的な情報だけを頼りに夜道を行く。順調に見覚えのあるホテル方面のルートに乗った。が、安心するのはまだまだ早いよ、オニイサン。行き過ぎたことに気付いたのは、イスタンブールサーキット、という案内が出た時だった。

◆そこから、去年の記憶が正しければ、15分戻ったところにホテルはある。去年、サーキットからは何度も通ったが、空港からホテルに向かったのはたったの1回、それもナビ任せ。素直に高速で戻ればよかったが、突然目を覚ましたナビ(トルコ語)にしたがってみたくなった。迷うに決まってるジャン。

◆ということで、15分のホテルまで、そこから1時間で着けたのは奇跡と言ってもよかった。その間、スタンドのオニイサンたちに尋ね、それでも迷ってもう一軒のスタンドでお巡りさんを見つけて先導してもらって、何度も携帯電話でホテルに電話してくれているのになかなか到着できず、最後に、担当区域外になったのか、ここからまっすぐ行って突き当たりを右に曲がればホテルがある、ってんでお礼を言ってその通りに走ってはみたけれど、行けども行けども突き当たりがない。やっとそれらしき場所出て右折したが、また突き当たりになっちまったぁ!!

◆愕然と、でも助手席をなるべく心配させないように平静を装うもバレバレが気になりつつ周辺を見渡すと、おんやぁ、見覚えある景色。エイヤッとUターンしてみたら、500メートルでホテルメリンを発見したのであった。バンザ~イ!!

◆こんなことやってたら、”本日”なんか書けないでしょ、という報告。ともあれ、N山さん、寿命を縮めちゃってゴメンナサイm(__)m。

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