ハイバンク
◆インディカーの生中継を見た。ナイトレースなので、朝10時ちょい前にスタートしたレースは、アッという間にゴールしたと思ったくらいに面白いレースだった。会場のテキサスは、バンク角が強いからラインが何本もあって、結果として300km/hでの3台横並びが連発で迫力満点。それがナイトレースなので、幻想的なムードの中でグイグイ進むので目が離せなくてあっという間にゴールですることになったのだ。こういうレースを、マニア以外の人に見てもらえれば、間違いなくファンが増えそう。
◆残念だったのは、二人の日本人。琢磨は序盤に、リヤのサスペンションが壊れてクラッシュ。第二スティントでペースが上がり始めたところだったと思うので、スポッターのロジャーもガッカリだったろう。リタイア後のインタビューで、あんなに沈んだ顔の琢磨を見たことがない。2001年のモナコのオールドF1でクラッシュしたとき以来かも。あ、それもロータスだ。冗談ともかく、なかなか簡単に行かないのは、チーム力か、琢磨とチームのマッチングか、セッティングやチーム対応が頼りない感じだが、まだまだこれから。頑張ってほしい。
◆武藤英紀も、予選7位ながら、”セットは決勝向け”と語ってい楽しみだったけれど、もうひとつ。次のレースに期待、ということで。ちなみに、今回、日本人で一番かっこよかったのは、琢磨クラッシュ後に一瞬映ったロジャーだった(笑)。
◆日本のスタジオも、松浦孝亮がなかなかハイテンションで、居酒屋ムードの盛り上がりで楽しい放送だった。ひとつ言えるのは、”質問するポジション”がいないこと。次回は私を呼ぶように(笑)。
◆ともあれ、9月のもてぎのインディ300に向けて、楽しみが膨らんでます。