アクセルペダルは使えた方がいい
◆日本GP翌日は、鈴鹿の場内放送室で日本GPプレイバック上映会のにぎやかし。松田次生選手、原富治雄カメラマン、ピエール北川、辻野アナと、居酒屋風漫談的掛け合い。アッと言う間に時間が経った、ということは楽しかった、ということだ。
原富治雄さん(左)は、共演の松田次生選手にサインをもらって大喜び。
◆しかし世の中、楽しい後には苦痛が待っている。東名が大渋滞。それだけならいいが中井のサービスエリアの駐車場に到着した瞬間に、どういうタイミングかアクセルがまるで反応しなくなった。スロットルワイアがどこかで切れたか外れた模様。幸か不幸かサービスエリアだったので、コンビニで懐中電灯を買って、運転の恩師である国政H郎さんに電話して対応策を伺う。「その症状ならアクセルワイアがペダル側で外れているだけではないか」とのアドバイスで、ペダルルームを覗くも、カバーを外さないことにはなにも見えない。それではと頭を捻った。
◆スロットルレバーを何かで固定して回転を上げておき、クラッチとギヤ操作だけで走るというのはどうだ。しかし、登りは辛く、下りは速すぎるから、時々クルマを停めてボンネットを開けて調整しつつ、の強行軍になった。
◆結局、中井ICで下道に降り、そこから八王子までざっと3時間半。マジで疲れた。アクセルはあった方がいいと思う(笑)。
◆無事、八王子に到着、はいいが、夜中の1時半。明朝の出発は6時、それまで原稿2本。これまで一番しんどい1日だったかもしれない。