本部からの通達になります
◆呆れる出来事にセブン-イレブンで遭遇した。いや、そのシステム自体は、まぁ「本部からの通達」でしょうがないし、そこのオジサン（こっ
ちもオジサンなのでこういう場合、どう表現すべきなのだろうか）に責任はないのだが、電気代とガス代の支払いを、いつもコンビニでやっているこちらとして
は、かなり驚きだった。
◆4件の支払いをお願いした。いままでなら、「4件でございますね」と確認された。すでにこの状況からして、数えりゃわかるだろう、とか思ったりしていた
が、今度のは、客に確認させることが平気になっている極致の事態である。ビックリしたのは、レジに入力した後に、こちらを向いているモニター画面を指さして、
「確認を押してください」というのだ。押すのはいいけど、3万なにがしの暗算なんてできないし、第一バーコード読み込みじゃないのか。それとも、こういうものは計算してから持ち込むものなのか。
◆ノロノロしていると後ろに並んでいる人に悪いので渋々押したが、腑に落ちない。要するに、間違いを減らしたり、アルバイトがポッケにいただいちゃうのを
防ぎたい（そんなことないか）のだろうと友人は言ったが、それは店サイドの責任であって、客には関係ない。客に確認させる、という思考回路が気に入らない。そもそ
も、銀行より面倒ではないからコンビニで支払いをしているのだが、毎月この時期に気分を悪くすると考えると気が重い。って、オマエが考えなけりゃいいジャ
ンというのはそのとおりだが、大きな勢力に押されて黙って言うことを聞くのはなんかいやなひねくれもののオレ（笑）。
◆そもそも、ファミレスでも居酒屋でも常套用語の「ご注文を繰り返します」というのが気に入らない。それはオマエの仕事であって、客にいちいち確認する
な、ってことだ。さらに、運んできたときには、「こちらでおそろいでしょうか」。料理に敬語を使うのはまぁいいとして、そろったかどうか、確認させるの、
やめてほしいぞ。ついでに言えば、「こちらカツ丼になります」って、手品か。さっきまでその”こちら”とかはなんだったんだ!! 日本語は楽しい。
◆もっとも、これをやらないと、日本人てのは、あれがないだのこれがないだの文句を言う輩がいるんだろうな、と思うと、なんとも言えない複雑な気分ではある。
◆美味いラーメン食って機嫌を直そう。
薬味のタマネギが、サッパリだがくっきりの癖になるスープと相まってバカうま。大盛りチャーシューで700円もいいしね。
