F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

帝国ホテルの忘年会

◆帝国ホテルで忘年会。F1理解者のM山CEOのあいさつが、本田宗一郎のあいさつに似ていると気がついた。自分はいい加減だからみんなに頑張ってもらわないといけない、という思考回路。思い出したくて久々に宗一郎さんの「35周年記念式典のあいさつ」を観たら、嬉しくなった。

◆1986年のオーストラリアGPに登場した本田宗一郎さんは、すでに足元がおぼつかない体調ながら、その存在感に圧倒されたことを思い出した。セナだけは、ヘッチャラだったが、他のドライバーは、プロストも、ピケもマンセルも緊張していたのを思い出す。たぶん”オーラ”を感じた最初の人。最近、こういう人、見かけることが少なくなった。

イタリア人カメラマンがフェラーリのピットに先回りして、ミスター本田が来るから、みんな一緒に写真を撮ろう、と呼びかけたが、みんな逃げちゃったくらいの存在感。

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桜井監督が各チームを案内した。エンジンをスイカみたいにポンポンと叩いて、「これは調子いいな」というエンジンは、本当に速いチームのエンジンだった。エンジニアの勘というか、概念把握の感覚の鋭さは見事だったなぁ。


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