嫌いになったわけじゃない。
◆村上龍の『逃げる中高年、欲望のない若者たち』を衝動買い。字がでかくてサクッと読める。同じ村上でも、春樹さんは疲れるが、読みごたえという意味と、”オレは読んでるよ”という自慢的見地からは、春樹さんの方が上っぽいかな(笑)。
◆内容もよかったが、本の形が面白いと思った。ハードカバーが通常と違って、中ページと同じ面で断ち落している。目次の断ちも字面が切れるまでわざとギリギリ。なんか龍ちゃんらしい気がする。
◆1988年に13戦のF1を一緒に見物して、いろいろな気付きを教わった。10年ほど前に会ったときに、”山ちゃん、F1、嫌いになったわけじゃないよ”と、ちょっとテレ気味に言ったのが可愛嬉しかった(笑)。
◆ということで、自慢的なら龍ちゃんも負けていない(笑)。
22年前は、髪もフッサフサだ。