ニフティの素敵なご商売
◆1996年に、会社をやめてパソコンを購入し、店の人に勧められてニフティサーブに入会した。いまは@ニフティになったとかいうが、以後、海外での回線キャッチのためにプロバイダーをいろいろ入れ替え取っ替えしているうちに現在のAT&Tに辿り着いた。当時は、海外では、アクセスポイントが沢山あるのが便利であると気付いてそこをアレコレ探したからだが、当時(10年ほど前)は、場所によってはニフティも使いようがあるし、第一最初に登録して使い始めたメールアドレスがニフティだったので、入れ換える方法も分からないこともあって、契約を継続していた。しかし、数年前に、毎月2100円の価値はないようになり、解約しようとしたのだが、入会はサックサクなのに、解約となると途端に猛烈に面倒になるので、そのまま忘れていた。
◆忘れたまま月日は経ち、カード決済報告書には毎月2100円が引かれた知らせが掲載されていたので、1年ほど前に解約手続きをしようと思ってネットで調べたら、ネットではパスワードがないとできず、電話番号を調べて(これも非常に分かりにくい奥の方になる)電話すると、指定番号を選ぶ方式になっていて、次々に進むと、最後に、「ただいま15分から30分お待ちいただいております」との音声に辿り着いた。冗談じゃない、15分待てるか、と電話を切ったきり、すっかり忘れて今日になった。
◆再び電話番号を調べるが分からないので、出てきた”法人向け相談窓口”のフリーダイヤルに、待たせられるのを覚悟して電話した。出てきた女性は親切だった。ややこしいことに、こちらはニフティの入会以来三度引っ越しして、どこの住所で登録したか覚えていない。さらに、パスワードも忘れている。しかし、カード決済なので、クレジットカードのデータと名前が分かれば特定できる。そこを頼りに電話の向こうに伝えると、「では、カード番号とお名前で分かるようにしておきますから、こちらに電話をしてください」と番号を教えてくれた。
◆その電話に出た女がまたボケナスで、今度は杓子定規を剥製にしたような堅物で、「さっき電話でクレジットカードと名前を言えばわかるようにしてくれた」と言っても頑として聞き入れず、規則ですのでご住所を」の一点張り。「だから住所の詳細が分からなくなくなったと言ってるでしょ」って!!
◆結局、前の法人担当のお姉さんの親切はまるで無駄になり、当然こちらも二度手間で、最初から分かっているカードのデータからやっとのことで「解約手続きを終了いたしました。後日、お知らせの葉書が届きます」というので、はいはいありがとう、と電話を切った。としばらくしてその女から電話がかかってきて、「解約の説明をさせていた途中でしたので」とヌカしやがる。だって、葉書を送るって言ったらそれで終わりじゃないの、というと、「本日解約の手続きを終わらせていただきましたが、カード会社に連絡をいたします関係で、2~3カ月は請求が届いてしまいます」だと。ふざけんな、即刻解約にしろ!!
◆@アットニフティは泥棒か!!と思ったが、興奮してエネルギーを使ったお陰で、腹が減って夕飯が美味かったので、感謝したいくらいだ。@ニフティさん、本当にありがとう。