関西行脚
◆7日は、神戸のベイ・ヒルトンで目覚め、風呂に入ってメールをチェック。気がつけば、出発時間をすぎていた。住吉までモノレールで瞬間移動し、新大阪から京都。駅のホームでおにぎりを食っているところで「お待たせ」とH社長に後ろから不意打ちされた。危うくおにぎりがのどに詰まるところだったが、その。代り、お昼に天ぷら定食をご馳走になった。
◆米原のD社で[ROSSO]×[ROSSO]のご相談。「やはり、具体性に欠ける。山ちゃんのためを思うと、やめとき、というのがアドバイスやね」。う~ん、自己資金なしには、好きなことはできない、というのがとりあえずの結論。なんとか、ここを打開したいが、簡単ではない。
◆米原から名古屋経由、近鉄線で塩浜。フヂイ・エンヂニアリングでプレイステイションを操作するために、FJ1600のモノコックを使ったコントローラー(この場合、そう呼ぶのが正しいかどうかが分からないが–笑)で、筑波サーキットをロータス・エリーゼで走る。社長のF井さんは、ニュルをスーパーGTで走破。
◆通常のプレステは、コントローラーで操作するが、ステアリングとペダルのセットも手に入る。しかし、フヂイ・エンヂニアリング号は、”ホンモノ”のコクピットに座って、マスターシリンダーを使ったブレーキも、踏力のコントロールが微妙に効き、アクセルペダルもホンモノと同じ反力があるフィーリング。Gがないことを除けば、昔乗ったFJ1600の感覚が蘇るリニア感を味わえた。
◆10月の日本GPに向けて完成を目指し、より多くの人にホンモノ体験を味わってもらいたい、というのが社長のフヂイさんと、副社長の福田さんの夢。より多くの人にこれが伝わることを祈りたい。もちろん、私も、列に並ぶ予定。
コンプリートで300万円以下を目指す入門レーシングカー試作車。ヤマハのバイク用エンジンにシーケンシャル。13000回転回るエンジンもだが、FRというのが嬉しい。現在、スーパーカー的カウルを制作中。完成したら、谷口信輝選手に乗ってもらいたい。