F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】  > F1に燃え、ゴルフに泣く日々。 >  >     「は~い、痛いですよぉ」。

	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

「は~い、痛いですよぉ」。

◆昨日、出したメールが届かなかったり、受け取れないことがしばしば起きている。バーレーンGPが中止になる経緯も、善し悪しは別にして、情報過多のひとつの現象かもしれないが、世界のあちこちで、飽和状態が露顕しているのではないかと思う。

◆そのひとつの現れとして、右足親指が”巻き爪”になった(関係ないし)。1週間前に、乱暴な(でもだからこそ正当な)医者にかかったら、こっちの話を聞かないうちに、「あ、巻き爪。ニッパ」とおっしゃって、持ち主の意見も聞かずに、、悲鳴を上げるこっちにおかまいなくバチンバチンとお切りになった病院にもう一度行くのは気が進まず、そのまま”乾燥”を待てば直ると思ったが、世の中なかなか思うように進まないわけだ。

◆1週間ほど、震災のテレビとインターネットにクギ付けで、一昨日、1週間ぶりに外に出たら、瞬きするとチラチラ赤いので、どうしちゃったかと思ったら、目をつぶったら真っ赤だった。パソコンとテレビのモニターばっかり見ていたので、目ん玉が久々の太陽エネルギーに反応でききれない状態。


◆やっぱ、こもっているのはよろしくない、と深く反省したのだが、外に出なかったのには理由がある。出られるなら医者に行けるわけで、また”バチンバチン”とやられる恐怖があった。震災のマイナスイメージとともに、ビクビクは倍増されていたのだが、夕べ、バンドエイドを外したら、膿んでむくんで酷いことになっていた。

◆月曜日に行けばいいか、と思ったが、月曜日は祭日じゃんねぇか。そもそも火曜日にはメルボルンに出発だし。ということで、焦って病院に連絡したら、幸か不幸か、土曜日は午前中は営業、じゃなくて診療受付OK。早速、行きたくなさ全開で西八王子駅前のYTクリニック。雨で寒かった先日と違って、混んでいたが、小一時間で名前を呼ばれた。できれば一生、呼ばれたくなかった。

◆「あ、やっぱり切らなくちゃだめですね。メルボルンに知り合いの医者、いないでしょ?」。いませんよ、先生!! 「じゃ、隣の部屋で」。すでに”隣”→”隔離”→”特別”→”バチンバチン”→”痛~い!!”の連鎖が完成している。もう、逃げられない。隣の部屋までふらふらと壁を伝ってたどり着いた。

◆まずいことに、夕べは、12時過ぎに寝たが、2時半に目が覚めて睡眠不足。低血圧で倒れそうな状況での”バチンバチン”は厳しい。すでに、いやでいやで、家を出る時には寒けがしていた。

◆隣の部屋のベッドに横たわっていると、乱暴な(だからこそ名医)の先生がきて、おもむろに、「痛いんですよ、わかっているんですけどね」、と、念押し、要らねぇと叫びそうなおびえるひよこ状態のか弱い患者(オレです)に対して、完璧なSになりきって麻酔の注射を3回も右足親指右半分周辺にぶっ挿した。しかし、舌の手術をしたときに比べりゃ、大丈夫だぁ~、と思おうとしているオレと、真っ正直に痛いものは痛い、と言い張るオレがオレのなかで一瞬葛藤したが、あっさり、大丈夫なオレは退散した。イテェなんてもんじゃない。しかし、冷静に考えるに、舌よりは痛くなかったけど。

◆その後、感覚がなくなった足の指先で、涎を垂らした乱暴先生(若干脚色)は、喜々として(若干脚色)、”バチンバチン”だけでなく、”グググ~グキッ”というオマケ付き。「はい、これ取りましたらね」と今にも、イヒヒヒヒと声が出そうな笑顔で、ニッパの先に、いま引っこ抜いた5mm×10mmくらいのオレの分身をかざして仰ったのである。み、見たくないです!! 気絶するかと思った。

◆しかし、おかげで、ジクジクした膿んだ痛みはなくなった。もう二度と巻き爪はゴメンだが、巻き爪、予防策ってあるのかな。もう、絶対にイヤ!!

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