戻ってきた財布。
◆西八王子のATMは、繰り越しができない。そもそも、”繰り越し”という表現、変じゃない? 古い通帳が一杯になったとき、新規に通帳を発行するんだから、”新規通帳発行”というのが正しい日本語だ。その通帳に繰り越した内容を転記する。それを繰り越しっていうんじゃないの。なのに、そこを飛ばして、新しい通帳を作ることを繰り越しという。いかにも、銀行が自分たちの都合で物事を考えているかの証明だ、でもないか（笑）。
◆ともあれ、ほかの銀行の中には、ATMでその繰り越しができるところもあるが、みずほはできない。仕方ないので、”繰り越し”のたびに八王子駅南口の銀行に行くことになる。移動手段は、クルマ、電車、自転車の3種類あるが、運動不足解消のために自転車にしてみた。自転車に乗る前に、長財布をしりのポケットではなくて鞄に入れないと落とすとアブナイな、と思ったところまでは覚えている。しかし、繰り越しの後（それも機械が受け付けずに窓口で。面倒くさ）、ラーメンでも食って帰ろうと思って財布がないことに気がついた!!
◆クレジットカード全部と現金、え～と、いくらだったっけ←こういう時に金銭感覚のズサンさが出てしまうm(_ _)m。慌てて来た道をたどって戻って捜索したが、ない（泣）。かばんに入れようと思ったときに、家のどこかに置いたかもしれない。ほのかな期待を持って長男に電話して、部屋や自転車置き場を見てもらう。ほどなく電話。「ないよ」（泣）。そそくさと家に戻って探すがやっぱりない。
◆カード会社に電話、と思ったが、ガックリとうなだれつつ期待薄だが、駅前の交番に行ってみる。書類を書いた後に、お巡りさんが所轄の部署に電話をしてくれた。1本目の電話を切って、”はい、ニッコリしてください”。あったぁ!!
◆”富士森の派出所に届いています”。早速すっ飛んで行った。Mさんという親切な女性が届けてくれて、オマケに”お礼は要りませんので、確認の電話だけしてください”とのことだった。ありがたや。世の中、悪いやつばかりではないのだ。と今日も、悪いやつのクセして偉そうに思うオレなのであった（笑）。Mさん、本当にありがとうございました。大変助かりましたm(_ _)m。
◆そして万事、バランスが取れるのである。情けなくてここには書けない哀しいことが起きた。世の中、うまくできてるわい。
