出発前夜に思うスープdeポワソン
◆まだまだ時間があると思っていたが、あっというまに出発の前夜が来てしまった。F1の現場には行きたいが、レンタカー屋が見つからなかったり、道に迷ったり、飯の心配をしたり、捜し物はなんですか状態が大嫌いなので、現場に着くまではいつも気が重い。
◆レンタカー屋は、空港に並んでいるじゃないか、というアナタは甘い。安いのを借りると、駐車場のワゴンがオフィスだったりするのだ。慣れたらそういうものだとわかって探し方のコツを知ったが、最初は焦った。
◆しかし、スペイン-モナコの連戦は、比較的気楽。スペインは、空港からの道筋がおぼろげながらわかっているし(それでも迷うのがオレだ←威張ってる場合じゃないだろ)、なにより、レストランが夜遅く始まることがありがたい。開店時間の相場は9時。夜のですよ、21時。なので、美味しい生ハムも、イギリスのと一緒にするな、とレストランのオヤジが威張るマジウマのラムチョップも、スープパエリアも、オレの帰りを待っててくれる。
◆しかし、問題もある。食い物に困らないということは、太る&出費が嵩む。
◆モナコはモナコで、電車通勤が可能。去年まではニースの木賃宿を根城にしていたが、今年は、気分を変えるために、反対側(つまりはイタリア側)のマントンに変更してみた。GPXが始まったころ、写真家の間瀬さんに紹介していただいたホテルは満室だったが、山側に空室を見つけた。もっとも、見つけたのは半年前だが。
◆モナコから電車で15分ほど。しかし、もしかすると、イタリアのベンティミリアの隣なので、パスタやムール貝のワイン蒸しは美味いが、通勤列車がコミコミかも。世の中、全部が楽ちん、てことはどうやらなさそうだ。