節電は省エネか?
◆フェイスブックとツイッターで”放出”しているせいか、[STINGER-VILLAGE]へのエネルギー注入をさぼり気味。世の中バランスが取れるのである。
◆さて、イタリアGP行きのフライトが最新鋭のA380だったので気を取り直して機内で久々の本日。
◆節電ムードが広がっている。いいことだ。震災以来、我が家でも、無駄な電気を消したり、エアコンを我慢したり、小さな節電をしているつもり。だが、冷静に考えると、必要な電気を我慢して10から7に減らしているつもりになっていたが、要らない電気を使わなくなっただけで、15が12になっているだけかもしれないことに気がついた。つまり、まだ、必要レベルの10より無駄がある、ってこと。まぁ、いかに贅沢で無頓着な生活をしていたかに気づいただけ、進歩と思うことにしよう。
◆節電のためにエスカレーターを使わない、という声を聞いて、あやかることにした。運動にもなるし。しかし、エスカレーターを使わなかった時、”エネルギー不滅の法則”はどこに行ってしまうのだろうか、と気になった。
◆エスカレーターに乗ると、オレの体重を持ち上げるだけエネルギーが必要で、その分電気を食う。なので階段を使えば、その消耗はなくなるはず。だが、階段を登るためにもエネルギーを使う。そのエネルギーは、どこからくるのだ? 階段を登れば節電に見えるが、階段を登るためには何らかのエネルギー、たとえば、腹が減るから何かを食うとかなんらかの消費が行われているはずだ。食うものをまかなうためにはどこかで電気が使われていることも考えられる。
◆深く追求していくと、エスカレーターを使っても使わなくても、地球だか宇宙だか知らないが、総体としてのエネルギーの目減りに変化はないのではないか、という気がしてきた。単に”節電しているつもり”かも。
◆しかし、そうだったとしてひとつだけメリットがある。運動不足が多少なりとも解消の方向にある、ということ。これからもなるべくエスカレーターを使わずに、階段を使うことにしておく。
久々のフライトが最新鋭機だと気分がいい。しかし、飛行機の最新鋭やF1の最新モデルは間違いなく性能が旧型よりいいが、市販車はそうとは限らないのは、結局商売が優先されるから?