初めての日展
左から時計回りに、高越甚さんの『葦原』、池内璋美さんの『雨あがる』、片山宏さんの『山里への道』。感性までに大変手のかかりそうな作品が並ぶ中で、この3点に轢かれて、はがきを購入。
◆早朝に八王子から錦糸町に”所用”。八王子と錦糸町は、東京の端から端。遠かった。が、朝一にすませたので、時間が空いた。そうだ、乃木坂の新美術館に行こう!
◆かくて、生れて初めて”日展”を観た。いや、別のイベントで行ったらたまたま開催中だった(恥)。
◆最初の目的は、知り合いのイラストレーター、テリー佐原さんがフェイスブックで紹介してくれた”モダン・アメリカン・アート”。[ROSSO×ROSSO]の次に向けて、機会を見つけて美術館や博物館を見物しておくべきとボンヤリ思っていたので、行ってみることにした。行ってよかった。
◆”モダン・アメリカン・アート”は、それはそれでよかったが、何せ歴史のある日展である。
◆ひとつひとつの作品の価値は、専門家ではないので品評はできないが、いくつか琴線に響く作品にも出会えた。それより、おびただしい数の和洋の絵画、彫刻、陶磁器などに圧倒された。これだけハイレベルの作品を創る人が、日本にこんなにいるのかと思ったら、嬉しい反面、自分の凡人ぶりがクローズアップされて、若干気が滅入った。もちろん、美しいものに触れたことへの感謝で相殺されたので、気分は落ち込まなかったけれど(笑)。
◆最後に上がった3階の彫刻の”林”は、これまでにない体験だった。思わず、うぁ~と声が出てしまった。
◆知らない世界をなるべく減らすこと。次なる[ROSSO×ROSSO]のために、勉強しておかねば、と心を新たにしたのであった。
◆ということで、時間がなくなったので、ゴルフの練習に行けなかった。代わりに、短い、素振り用のクラブを買ったので大丈夫(←と思う–笑)。